真選組の薬屋<銀魂>

予想外のことは大体面倒　貴方side ページ42

姉さんのところに行った翌日
土方さんに朝早くに呼ばれた

なんの用事だと思いながら部屋に行き座る

土方「朝早くに呼び出して悪いがお前に仕事が入った」

『なんで私なんですか』

土方「場所が場所だからな」

『どういうことですか。面倒なのはお断りですけど、』

土方「吉原の番人からの依頼だ」

『嫌です』

即答した
絶対やな予感しかしない

土方「吉原で２日間ほど働いて欲しいらしい」

『話聞いてました？』

土方「あぁ、来ないと"秘密をバラす"だそうだが…」

月詠姉さん…

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こうして現在吉原に向かっているわけだが…帰ってはいいだろうか。誰か匿ってはくれないだろうか

しかし…
行かないと秘密がバラされるんだよな…

そうこう考えている間に目の前に現れた吉原
そして、逃がさんと言わんばかりに仁王立ちをしている月詠姉さん

月詠「待ってありんした。久しぶりでありんす。お主は元気でやっておったか？」

『まぁまぁだよ。それよりなんで私』

月詠「お主も知っておるだろ。澄も一回ここに来たこともあるがいろいろとしでかして帰っていったことがあったこと」

『分かってるけど…』

月詠「いいから来なんし」

そう言われ、半強制的に部屋の一室に連れられた

月詠「取りあえずこれに着替えなんし」

と言って渡されたのはなかなか際どい着物

『やだ』

月詠「拒否権は残念だかありんせん」

『ケチ』

月詠「お主はここに来ると精神年齢がガクンと落ちるな」

『うるさい』

月詠「いいから胸に巻いてるやつも取ってさっさと着なんし」

『そういえば月詠姉さんこのことで脅したでしょ』

月詠「お主がなかなかいいものを持っているのに隠しているからでありんす」

『邪魔なんだもん』

そう言いながら胸に巻いたサラシを取る
すると膨らみが戻った

そうしてあれよあれよと着物を着せられ、部屋にポイッと投げられた

月詠「２日間、そこで少しお客さんを取ってくれれば大丈夫でありんす」

…どこが大丈夫？

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