実力は語るより見せる方が手っ取り早い ページ5
それからしばらくは静かに部屋で薬作りができた
数日たった頃
いつものように薬を作っていると突然ドアが開き、振り向くと沖田さんがいた
沖田「会議でィ、土方さんが出ろって言ってやしたんで来なせェ」
『わかりました』
そう言って沖田さんについていった
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部屋に入るとほとんどの隊員が揃っていたようで、後ろの方に座る
土方「これで全員が揃ったな、今回は犯罪組織の取引現場を押さえたため、そこに1週間後乗り込む
現場は廃工場だ。正面は一番隊と二番隊、背後は三番隊と四番隊だ。今回は人数が300ほどで結構いるから、医官には直接ついてきてもらう。
質問はないか?」
その言葉に手をあげる人はいなく、解散になった
それからは、当日必要になりそうなものや薬を作り、何かあったとき用に作り置きも用意していた
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一週間後
指示通り一番隊二番隊は正面、三番隊と四番隊は背後につく
土方さんの指示により、皆が斬りかかった
私は、工場の外にて待機をして、中の様子をうかがっている
戦いの中、一番目立っていたのは沖田さんだった
一振りで何人も倒していく、刀の速さも私の目では追うことができなかったほどだった
それからしばらくすると隊員の声が上がった
隊員「おい!大丈夫か!?」
その声と共に、私は駆け足で怪我人のもとへ向かった
声のする方へ走ると腹に深い傷を追った隊員が一人
どうやら、まだ意識があったやつに斬りかかれた隊員を庇い、傷を追ったらしい
私はすぐに箱を開け、着ていた服を切り傷口を見た
出血が酷く傷も深くて、放っておくと失血死をしてしまうほどで、私は止血剤と麻酔を傷口の近くにある血管に刺した
打った麻酔は速効性のあるもののため、すぐに針と糸を取り出し傷口を縫った
数分後
『ふぅ…』
という、私のため息と共に場の空気は穏やかさを取り戻した
土方「そいつは大丈夫なのか?」
『はい、すぐに止血をして傷口を縫いましたから。あとは薬を塗っていけば5日ほどで治ると思います』
そう伝えると他にも切り傷を負った人にひととおり薬を渡し、パトカーのなかへと戻った
中で待っていると運転席側のドアが開き沖田さんが入ってきた
沖田「手慣れてやしたね」
『慣れてますから』
他に特に会話もなくその一言で会話は終わった
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シロネコ(プロフ) - リリィさん» そうなんですね!※ダークマターは食べないことをおすすめします…(;゜0゜) (2021年3月20日 19時) (レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - ちなみに二人ともIDが一緒なのはDSがひとつしかないからです。 (2021年3月18日 22時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
リリア - ダークマター食べたことないくせに食べたくなってきた (2021年3月18日 22時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 小学生に読ませちゃいけない要素、特にない気が?まぁでも小学生と言っても6年なのでいいと思いますw (2021年3月18日 22時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
シロネコ(プロフ) - リリアさん» ありがとうございます!! (2021年2月28日 17時) (レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シロネコ | 作成日時:2021年1月4日 14時