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自分の非常事態ほど冷静に、無表情に 貴方side ページ35

結婚式も無事にブッ壊され、近藤さんは局長として今日も真選組にいる
そして私はと言えば…

沖田「こっちでィ」

沖田に連れられ、ある部屋に向かっている

一昨日、柳生で起きたことは夢だと思っていた。
いや、思いたかった…。

しかし現実は、久しぶりに長く寝られると思っていたけどこう…秘密がバレてしまったというか…バラしてしまったというかで、全く眠れず、ようやくウトウトし始めた頃に沖田に起こされた

…すこぶる眠い

眠い目を擦りながら沖田の後ろをついていくと部屋についたらしく、戸を開けられた

そこにいたのは、近藤さんに土方さん
それになぜか、万事屋の3人とお妙さん

…7人に囲まれた…

隣に沖田と銀さんが座り、正面には神楽ちゃんがいた

"それじゃあ"と近藤さんが口を開く

近藤「…手を見せてくれないか」

そう言われ、"逃げられない"と感じた
覚悟はしていたつもりだが、やはり堪える
しばらく下を向いて俯いていたら、隣の沖田が左手を握ってくれた

なんだかそれが、妙に安心した

まるで…

"大丈夫"

と言われているようで…

再度覚悟を決めた私は、右手の裾をまくった

そこから出てきたのは、一度見られた包帯の巻かれた腕
私はその包帯を静かに解いていった

そうして表れたのは、数々の傷
火傷に切傷、針の痕など…
種類は様々
ただ、それが肩まで続いている

新八「その傷…」

土方「それだけじゃねェ、昨日ついた傷も右手だよな?それがどうして"傷跡"になってんだ。普通まだ治ってねぇだろ、刀を素手で止めたんだぞ、」

『分かりにくい方もいるでしょうから、手っ取り早くお見せします』

そう言って懐から小型の刃物を取り出す
そして右手をテーブルの上に置き、上から振り下ろした

「「「っ!?」」」

お妙さんが"何してるの!!"と言ったが私に支障はない

なぜなら、刃物を抜けば傷はみるみるうちに塞がっていき、"痕"となったからだ

神楽「Aは、夜兎アルか?」

『うん、そのようなものだよ』

沖田「その傷は全部自分がつけたのかィ?」

『私は医官であって薬屋。薬がどうやって出来るか知ってる?』

私の言葉にそれぞれが答えだした

・貴方side→←・貴方side&沖田side



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シロネコ(プロフ) - リリィさん» そうなんですね!※ダークマターは食べないことをおすすめします…(;゜0゜) (2021年3月20日 19時) (レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - ちなみに二人ともIDが一緒なのはDSがひとつしかないからです。 (2021年3月18日 22時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
リリア - ダークマター食べたことないくせに食べたくなってきた (2021年3月18日 22時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 小学生に読ませちゃいけない要素、特にない気が?まぁでも小学生と言っても6年なのでいいと思いますw (2021年3月18日 22時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
シロネコ(プロフ) - リリアさん» ありがとうございます!! (2021年2月28日 17時) (レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シロネコ | 作成日時:2021年1月4日 14時

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