真選組の薬屋<銀魂>

・貴方side ページ33

あの道場破りから少し経って現在、

結婚式場にいる


＜新郎新婦の入場です！＞

マイクで大きな声が響くと同時に入り口から大きさの不揃いな2人が入ってきた

席についている皆は拍手をしている
ただ、神楽ちゃんだけバナナを食べているが、

新八「銀さん、人間一体どう転ぶとあんなことになるんですか？」

銀時「見合いで脱糞してワントラップ入れるとああなるんだよ」

沖田「旦那、笑い事じゃないですぜ」

銀時「いや笑ってねーよ、つか笑えねーよ…。他人の結婚式で泣きそうになったのは初めてだ」

沖田「なんとかなりませんかねェ。この披露宴はただの顔見せみたいなもんでねェ、この後王女の星で正式な婚礼をあげれば近藤さんもはれてゴリラの仲間入り…もう帰ってきません」

『…ですから、壊すなら今日しかないんです』

銀時「壊すってお前、最初からこの披露宴壊れてるだろ、ゴリラだらけだもの。最初から壊れてるもんを壊すなんてさすがの俺にもできねーよ、ゴリラだらけだもの」

沖田「そりゃねーぜ旦那、なんやかんやで俺たち姐さん救うのに一役かったんですぜ。これで貸し借りなしにしやしょーや」

そう言った沖田の懐から無線が入った

＜こちら近藤、応答願います！どーぞ。お前ら何やってんだ！早く披露宴ぶち壊してくれ！！どーぞ！
お前らこんなん得意だろうが、御馳走食わせるために呼んだんじゃねーんだぞ！！どーぞ！！＞

銀時「御馳走ってお前これ、バナナしかねーじゃねーか、あんま俺達なめんじゃねーぞコラ、どーぞ」

今回は真選組が動けない、なぜなら、おじさんが動いているからだ
おじさんに逆らえば、真選組の首はとんでしまう
…私ならいけるかもしれないが…
私はそこまでバカじゃない

近藤＜外野のお前らに頼むしかねーんだどーぞ＞

神楽「ドコ産だ？どーぞ」

近藤＜あ？＞

神楽「このバナナはドコ産だと聞いてるアルどーぞ」

近藤＜バナナのことはどうでもいいんだっつーの！！ちょっと気に入ってるじゃねーかバナナ！！どーぞ！！＞

神楽「果物の王様はやっぱりバナナアル、どーぞ」

近藤「どーぞじゃねーよ！！んな事イチイチ報告してんじゃねェ！！どーぞ！！！」

その後も、トランシーバーを使う必要がないことばかり話す沖田と銀さん

まるでやる気がないらしい

沖田と銀さんが厠にいったところで放送が入った

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