最強カップル！？3 (ページ25)

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part2　貴方side ページ25

『触っちゃダメ。この縄、対先生繊維だから。』

殺せんせー「！にゅ…このネットもですか」

『あと、私は大丈夫。』

カルマと紅血の契約してなかったらヤバかったけど。

シロ「お察しの通り。そして、ここが君達の墓場だ」

こちらをターゲットに飛んでくる対先生BB弾。

縄の中でもイトナを庇おうとしたとき、
タコのお陰で、風が吹いて、こちらへBB弾が来ることはなかった。

庇いきれなかった触手が溶けていく中みんながハサミを使って縄を切っているのが見えた。

そこにはカルマの姿も。

『！カルマ』

カルマ「大丈夫？」

『縄は？』

カルマ「それなら大丈夫。……ほら、シロ。こっち見てていいの～？撃つのやめたらネットなんて根元から外されちゃうよ～？」

カルマを眺めている内に縄が緩くなったと思ったら、タコが機械ずくで解いた。

殺せんせー「去りなさいシロさん。イトナくんはこちらで引き取ります。あなたはいつも周到な計画を練りますが…生徒達を巻き込めばその計画は台無しになる。当たり前の事に早く気づいた方がいい」

シロ「……ふん、…くれてやるよそんな子は、どのみち2～3日の余命。皆で仲良く過ごすんだね」

作戦が失敗したにも関わらず、特に気にする様子も見せず去っていくシロ。

私はシロに冷たい視線を向けた。

渚「Aさん、その傷…」

『ん？あぁこのくらいなら平気。カルマは…』

と視線を向けるがご機嫌斜め。
治してくれなさそう。
仕方ないじゃん、咄嗟に動けたんだから。

『後で、手当てしとくよ。』

と言うと、手を引っ張られた。

そこにはカルマ。

『…救急箱は？』

カルマ「もっと手っ取り早い治し方あるじゃん。」

『いや、でも道を引きずられたわけだし…』

と言うがタコの余計な一言で、このあと莉桜にさんざんいじられるのである。

殺せんせー「すぐに治せる方法があるならそちらをおすすめします。傷口にバイ菌が入るといけないですからね。」

この一言でほらぁ～とカルマ。
その直後、傷口をなめ始めたのである。
みんなの前で

『っい！？ちょっと！なんでここで！？』

対した傷はないけど、傷が多いため長いし恥ずかしかった。

中にはスゲーとか言ってる奴もいたけど、そんなこと言ってないでカルマかこの場をどうにかしろ。と言いたかった。

傷を治し終わったのか顔をあげるカルマ。
ただ、カルマの機嫌は直ってなかった。

『…何をそんなに怒ってるの？』