6話「『あの子の"田中"はあいつの"田中"と一緒だった!?』事件」 ページ8
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-in体育館-
烏養「それじゃ、アップから始めてくれ」
「「はい!」」
初日の練習メニューはシンプルで、各校アップ後に試合を行うというものだった
澤村「ストレッチやるぞー」
「「うーす」」
烏養「マネージャーも、相手がどんな声掛けしてるかとか、よく見とけよー」
貴方「はいっ」
マネージャーの仕事が終わったからって
私もぼけっとしてちゃダメだ!
よく観察して、良いところ盗まないと!
貴方「…(⚭-⚭ )ジー」
清水「ねえ、あの人さっきからAちゃんのこと、ずっと見てる」
貴方「……え?」
潔子さんに言われた方を見ると、バッチリ黒尾さんと目が合った
貴方「黒尾さんだ…ってあれ、手振ってる…?」
清水「…振ってるね」
アップ中にも関わらず、黒尾さんはニッと笑いながら手を振ってくる
………えっ、何してるんだろう…←
.
〜黒尾side〜
.
黒尾「…」
アップ中、Aがウチの部員を観察しているのに気づいた俺は、Aを観察することにした
黒尾「…あ、目合った」
(*゚∀゚)ノシ
せっかくだから手を振ってみる
…
……
………あれ、キョトンとしてる…
研磨「…クロ、どこ見てるの?集中して?」
黒尾「何でだ…?」
研磨「ねぇって…」
黒尾「むむ…」
研磨「クロ…!(ベシッ」
黒尾「うぐ…っ!?」
アァッ…
みぞおちは…キツイって……ケンメァ…
猛虎「さっきからどこ見てンすか黒尾さん」
黒尾「ウウン…いやさ…、烏野のマネージャー可愛くね?」
猛虎「うぉお!黒尾さんも気付きました?!やっぱいいっすよね女子マネ‼俺的にはメガネ掛けた、美しく可憐なあっちの女性が…っアァッ直視できますぇんッッ(涙)」
確か…清水サン、だったかな?
その人も綺麗だけど、やっぱ俺は…
黒尾「田中Aサン…あのボブの子、すげータイプ」
そう言った瞬間、背筋が凍ったように冷たくなった
殺気を感じる
誰かが俺を見ている
黒尾「…!」
バッ
後ろを振り向くと、そこには殺気を放った坊主…確か田中が、凄い形相で俺を睨みつけていた
黒尾「田中…サン?」
田中「あぁん…?クソシティーボーイ…、てめぇ今"俺の妹"をやらしー目で見やがったな…??
挙句の果にはタイプだとか何とか言いやがって…」
…
……
………え、
「「えええぇええ!?!?」」
音駒部員の大合唱は
いつまでも体育館にこだましていた……
7話「あの物騒な単語は一体何だったんだろう…」→←5話「初めて。」
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莉菜(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます!がんばります(`・ω・´) (2018年8月8日 20時) (レス) id: 619487533e (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 23話以降の更新待ってます。 (2018年8月8日 11時) (レス) id: d0a064aad6 (このIDを非表示/違反報告)
莉菜(プロフ) - りささん» ありがとうございます!!( ´∀`) (2018年5月27日 21時) (レス) id: 619487533e (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - おもしろい!!これからも頑張ってください( *´艸`) (2018年5月27日 21時) (レス) id: abe7ee208e (このIDを非表示/違反報告)
莉菜(プロフ) - あるりんさん» ありがとうございます( ; ; )これからも頑張って更新するので、応援よろしくお願いします!! (2018年4月10日 17時) (レス) id: 619487533e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉菜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/risa08251/
作成日時:2018年1月13日 23時