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6 回想4 ー出会い篇4ー ページ7

銀時side

その晩、俺は夜遅く帰って、寝た。
だがしかし、あれだけのことがあったのだ。
しばらくは眠れず、頭の中を整理しがてら、アイツのことについて、考えていた。
アイツは、松下村塾に途中から入ってきて、親の都合だか何だかで、江戸に出るために松下村塾を途中で抜けていった。
それから今まで、ずっとこの江戸にいたんだろうが、その間に、一体何があったのか…?
昔のアイツは、もっと人懐っこい目をしていたはずだ。
…それが今では、あれだけの、鋭く、まるで誰も人を寄せ付けないような、一匹狼みたいな目をしていやがった。
本当に、アイツに、一体、何があったのか…。
アイツはなぜ、あんな目に、なってしまったのか…。
気になって仕方がなかった。
「アイツから、せめて事情さえ、聞ければなぁ〜…。」
そう小声で言ってみたものの、何も変わるはずもない。
そうしているうちに、俺はうとうとと、眠りに落ちていった…。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


夢を見た。

アイツと俺が、道場で何回も何回も竹刀を交えている夢だ。

アイツは、いつもいつも、俺に負けていた。
しかし、いつもいつも、俺に立ち向かってきていた。

ただ、それだけの、夢…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


夢はそこで覚めた。朝だった。
どうってことない夢だったが、このゆめを見たおかげで、思い出したことが色々あった。

ーーアイツは、負けず嫌いだったこと。
俺はいつもいつも、アイツと刀を交えていて、それなりに満足していたこと。
そして、アイツと一緒にいる時間が、一番楽しかったこと…。


アイツはあまり人と関わることをしなかった。


いつだったか、アイツに聞いたことがある。
なぜ、友達を作らないのか、と…。
アイツの答えは、
「あなたが私の友達だから、それでいいんだ。」と。
その時、負けず嫌いなアイツが俺に言うのだから、よっぽど俺のことを信頼していてくれたんだと…。そう思った。

でも、今では、なぜかそれが腑に落ちない。
何か、引っかかった。
アイツはきっと、何かを隠している…。
ーー何かを…。
そう思ってしまった。
そんなことねぇかも知れねぇのに…。
そう考えたら、いてもたってもいられなくなった。


俺は身支度を整えると、すぐに万事屋を、後にした。


アイツは、いってぇ、何考えていやがる…。

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rizuyoi(プロフ) - なるほどね…。その意見、採用!www (2018年8月15日 18時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)
aina♪(プロフ) - 読み終わったのだよ( ̄ー+ ̄)キラーンよかったー!(´;ω;`)ゆりに予知する能力あったんなら、もう少し早くそういう設定チラ見せしてた方がいい気がしたけど、多分こんなダサいセンスは私の独り言← (2018年8月15日 18時) (レス) id: 7f277c8298 (このIDを非表示/違反報告)
rizuyoi(プロフ) - やすは☆さん» やすは☆さんに言われたのか…。ありがとうございます!!私も銀さん推しだから、始めっから銀さんオチで書きました!やすは☆さんみたいなストーリー展開上手い方からそれを言われると、とても励みになります!ありがとうございます!!! (2018年8月7日 19時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)
やすは☆(プロフ) - 完結おめでとうございます!いやもう本当に銀さん推しの私には堪らないストーリーでした!! (2018年8月7日 18時) (レス) id: 3d7bfb6146 (このIDを非表示/違反報告)
rizuyoi(プロフ) - 青ウサギさん» マジですか!?ありがとうございます!!嬉しい…。ケッコーキャラとか設定とか、話の運び方とか、上手い方はやっぱり上手いよ…。私なんて、まだまだや! (2018年8月7日 18時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rizuyoi | 作成日時:2018年7月19日 0時

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