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4 回想2 ー出会い篇2ー ページ5

「私がアンタを、殺すからだよ…。」
そういった女の目はもはや、人の目ではない、まるで、化け物のようだった…。

すると、いきなり女が斬りかかって来た。
オレはとりあえず、すかさず避け、木刀を握ると、とりあえず応戦した。
「な、なぁ…。アンタみたいなキレイなお嬢さんが人殺しなんて、ヤバくない?なんか、思い直した方が、いいと思うよ…。」
とりあえず応戦しながら、攻撃せずに、オレは言った。
「うるさい。アンタはもう、私に殺されるだけだ。おとなしく殺されればそれでいい。」
「なぜそこまで人を殺したい?」
「アンタにどうこう言われる筋合いは、ないッ。」
女がそういった後、オレは女の攻撃を振り切れず、地面に転がった。
オレは内心、焦っていた。
…女に、負けた…?
ただ、同時に、負けた悔しさとは違う、別の感情が生まれてきた。
ー懐かしい…。
という、感情が。
その頃から薄々、気づいた。
「さぁ、ここで消えてもらおう…。」
「待て。」
ここで、オレは女がなんと言っても確認したいことがあった。
「うるさい狼だ。とっとと首を締めるか。」

「お前…どこかで俺にあったことはないか…?」

そこで、女は斬りかかるのを一瞬やめた。…ように見えた。
そのスキをつき、オレは立ち上がり、女の刀を斬った。
向こうは、スキをつかれ、少し動揺している…ように見えた。
コイツは、顔に感情が表れないタイプらしく、
ほとんど感情が読み取れない。
それでも、なぜ、…なぜか、オレは女の気持ちが少し分かる気がするのは、なぜだろう…。

そこで、思い出した。はっきりと。
ーオレは、確かにこの女と会っていた。

「スキができたな。相変わらずだ。クセはあの時のまんまだなぁ…。直ってねーや…。」
「あの時?相変わらず?どういうことだ。私はアンタに一度も会った覚えなどないが…。」
「覚えてねーか…。…。松陽、と言えば、少しは思い出すんじゃないか?」
「松陽……。」
少しの間、沈黙があった。
「…!アンタ…。」
「そう。オレは…。
坂田、銀時。お前は…。ゆり、だよな…。」

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rizuyoi(プロフ) - なるほどね…。その意見、採用!www (2018年8月15日 18時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)
aina♪(プロフ) - 読み終わったのだよ( ̄ー+ ̄)キラーンよかったー!(´;ω;`)ゆりに予知する能力あったんなら、もう少し早くそういう設定チラ見せしてた方がいい気がしたけど、多分こんなダサいセンスは私の独り言← (2018年8月15日 18時) (レス) id: 7f277c8298 (このIDを非表示/違反報告)
rizuyoi(プロフ) - やすは☆さん» やすは☆さんに言われたのか…。ありがとうございます!!私も銀さん推しだから、始めっから銀さんオチで書きました!やすは☆さんみたいなストーリー展開上手い方からそれを言われると、とても励みになります!ありがとうございます!!! (2018年8月7日 19時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)
やすは☆(プロフ) - 完結おめでとうございます!いやもう本当に銀さん推しの私には堪らないストーリーでした!! (2018年8月7日 18時) (レス) id: 3d7bfb6146 (このIDを非表示/違反報告)
rizuyoi(プロフ) - 青ウサギさん» マジですか!?ありがとうございます!!嬉しい…。ケッコーキャラとか設定とか、話の運び方とか、上手い方はやっぱり上手いよ…。私なんて、まだまだや! (2018年8月7日 18時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rizuyoi | 作成日時:2018年7月19日 0時

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