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34 回想31 ー別れ篇8ー ページ35

ゆりside
銀時は、どんどん、アイツのことを追い詰めていった。
そして、ついに…
「お前には、これで、ゆりの代わりとなってもらうか…。」
と、アイツの首元に銀時の木刀を、当てた…。
「殺してもいいが、いいことを教えてやろう…。
ーーーー私を殺しても、どうにもならない、ってことをな…。
ーーー1つは、あの髪飾り、アレはアイツの記憶を、アイツに思い出させないようにしていたってことだ…。
だからだ…コイツが、過去の記憶を思い出そうとした時に、頭が痛くなったろ…それは、アレのおかげだ…。
でも、暗殺部隊時代には、それが役に立っていたこと、感謝しろよ…。
そして、もう一つ…。
コイツが、感情を取り戻した時…。
それは、コイツの死を意味する…。
直にコイツの体もあの負荷に耐えられなくなり…死ぬぞ…。
延命させる方法は、ない…。
ーーー愚かなものよ。自分の手に入れたい女の魂を取り戻すことが、結果的にその女の死に繋がるのだから…。皮肉なもんだ…。ハハ…。」


銀時は、こいつの首を、はねた…。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
銀時は、その後私を担いでくれた。
そして一緒に、帰った…。
その道中での、会話…。
「こんな、ことに、なるなんてな…。
俺は惚れた女一人、手に入れられないくらい、弱かったんだなぁ…。」
「そんなことは、ないさ…。
銀時は、私を、あの人殺しから、救ってくれたじゃないか…。
銀時は、強い…。」
「そうか…。」
「なぁ…。」
「?何だ…?」
「私な、銀時のことが…

  好きじゃ。」
「そうか…。」

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rizuyoi(プロフ) - なるほどね…。その意見、採用!www (2018年8月15日 18時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)
aina♪(プロフ) - 読み終わったのだよ( ̄ー+ ̄)キラーンよかったー!(´;ω;`)ゆりに予知する能力あったんなら、もう少し早くそういう設定チラ見せしてた方がいい気がしたけど、多分こんなダサいセンスは私の独り言← (2018年8月15日 18時) (レス) id: 7f277c8298 (このIDを非表示/違反報告)
rizuyoi(プロフ) - やすは☆さん» やすは☆さんに言われたのか…。ありがとうございます!!私も銀さん推しだから、始めっから銀さんオチで書きました!やすは☆さんみたいなストーリー展開上手い方からそれを言われると、とても励みになります!ありがとうございます!!! (2018年8月7日 19時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)
やすは☆(プロフ) - 完結おめでとうございます!いやもう本当に銀さん推しの私には堪らないストーリーでした!! (2018年8月7日 18時) (レス) id: 3d7bfb6146 (このIDを非表示/違反報告)
rizuyoi(プロフ) - 青ウサギさん» マジですか!?ありがとうございます!!嬉しい…。ケッコーキャラとか設定とか、話の運び方とか、上手い方はやっぱり上手いよ…。私なんて、まだまだや! (2018年8月7日 18時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rizuyoi | 作成日時:2018年7月19日 0時

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