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20 回想17 ー錯綜篇12ー ページ21

ゆりside
人を愛する、って、一体、どんなことだったんだろう…。
考えてみた。
ーー家族との間にある、家族愛?
ーー恋人との愛?
どちらにしても、分からなかった…。
でも、銀時といると、何だか、それが分かる気がした。
ただ、それを思い出す度に、頭が痛くなる…。
(なぜなんだ?なぜ、それを思い出してはいけないのだ…?)
その原因は、未だに分からない…。
ただ、銀時に会う前まではそんなことが起こらなかったのは確かだった。
ーーーなぜ…?なぜだ…?
私は、人を愛してはいけないのか…?
私は…。
そうこうしているうちに、銀時が部屋に入ってきた。
「よぅ…。どうだ、具合は?」
「あ、あぁ…。だいぶ良くなった…。」
「そうか…。」
そこから、しばらくの沈黙が続いた…。
そして、沈黙を破ったのは、銀時の言葉だった…。
「どうだ?答えの方は…。」
「ま、まだ、出とらん…。」
「そうか…。」
必ず、それは言われるとは思っていた。
でも、今の私では、それに応えることは、出来ない…。
「なぁ、お前…。
辛いことが、あるなら、言っていいんだぜ…?」
「な、なぜ…?そう、思った…?私が、何か辛いことがあった様に、見えた、のか…?」
「ま、まぁな…。」
「辛いことがなくても、何か言いたいこととか、相談したいこととか、あったら、言ってな…。」
そう言って、銀時は、部屋を出ていこうとした。
しかし、何を思ったのか、私はとっさに、銀時の着流しの先を掴んでいた…。
「!?」
「銀時…。」
「!?!今、俺のこと名前で…」
「そ、相談したい、ことが、ある…。」

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rizuyoi(プロフ) - なるほどね…。その意見、採用!www (2018年8月15日 18時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)
aina♪(プロフ) - 読み終わったのだよ( ̄ー+ ̄)キラーンよかったー!(´;ω;`)ゆりに予知する能力あったんなら、もう少し早くそういう設定チラ見せしてた方がいい気がしたけど、多分こんなダサいセンスは私の独り言← (2018年8月15日 18時) (レス) id: 7f277c8298 (このIDを非表示/違反報告)
rizuyoi(プロフ) - やすは☆さん» やすは☆さんに言われたのか…。ありがとうございます!!私も銀さん推しだから、始めっから銀さんオチで書きました!やすは☆さんみたいなストーリー展開上手い方からそれを言われると、とても励みになります!ありがとうございます!!! (2018年8月7日 19時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)
やすは☆(プロフ) - 完結おめでとうございます!いやもう本当に銀さん推しの私には堪らないストーリーでした!! (2018年8月7日 18時) (レス) id: 3d7bfb6146 (このIDを非表示/違反報告)
rizuyoi(プロフ) - 青ウサギさん» マジですか!?ありがとうございます!!嬉しい…。ケッコーキャラとか設定とか、話の運び方とか、上手い方はやっぱり上手いよ…。私なんて、まだまだや! (2018年8月7日 18時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rizuyoi | 作成日時:2018年7月19日 0時

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