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「ゆり…って、誰アルか?」
そう言った神楽の顔は、ただただ自然に質問しているような、そんな問いかけ方だった。
…。オレは別に、傷ついている訳じゃ、ない。
それは違うと思う。
でも、アイツのことを聞かれるのは、少し嫌だった。
「はぁ…。仕方ねぇ。話すか…。」
「?銀ちゃん!やっぱ彼女いたの?!」
「そうなんですか?!初耳です…。」
そりゃ、そーだろな…。こんな、ただでさえモテそうもないのに、こんなダラダラな生活してるやつとなんて一緒になろうと思う彼女がどこにいるよ…。
でも、アイツは違った…。アイツだけは…。
ゆりだけは、違った…。
「あぁ…。いたんだよ。ただし、ほんの一時みたいなもんだけどな…。」
「え、すぐ別れちゃったんですか?」
「いや、違う。…。これだけは、どうしようもない…。 病死だ。」
「病死…。」
「体が弱かったのカ?そのカノジョ?」
「クッ……。
そうだ。」
「今だから、お前らに、話すか…。」
「銀さん…。辛い思い出みたいですけど、大丈夫なんですか?」
「あ、あぁ…。なんとか、な…。」
そういうと、オレはあまり知られたくはなかったが、コイツらに、全てを話すことに決めた。
「アイツは…。ゆりは、オレを残して、勝手にどっかにいっちまったけどよ…。
………いい女、だったよ…。」

3 回想1 ー出会い篇1ー→←1



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rizuyoi(プロフ) - なるほどね…。その意見、採用!www (2018年8月15日 18時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)
aina♪(プロフ) - 読み終わったのだよ( ̄ー+ ̄)キラーンよかったー!(´;ω;`)ゆりに予知する能力あったんなら、もう少し早くそういう設定チラ見せしてた方がいい気がしたけど、多分こんなダサいセンスは私の独り言← (2018年8月15日 18時) (レス) id: 7f277c8298 (このIDを非表示/違反報告)
rizuyoi(プロフ) - やすは☆さん» やすは☆さんに言われたのか…。ありがとうございます!!私も銀さん推しだから、始めっから銀さんオチで書きました!やすは☆さんみたいなストーリー展開上手い方からそれを言われると、とても励みになります!ありがとうございます!!! (2018年8月7日 19時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)
やすは☆(プロフ) - 完結おめでとうございます!いやもう本当に銀さん推しの私には堪らないストーリーでした!! (2018年8月7日 18時) (レス) id: 3d7bfb6146 (このIDを非表示/違反報告)
rizuyoi(プロフ) - 青ウサギさん» マジですか!?ありがとうございます!!嬉しい…。ケッコーキャラとか設定とか、話の運び方とか、上手い方はやっぱり上手いよ…。私なんて、まだまだや! (2018年8月7日 18時) (レス) id: 3998a2c749 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rizuyoi | 作成日時:2018年7月19日 0時

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