【銀魂】銀魂彼氏に○○STORY【短編集】

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「おいー土方何純情ぶってんでぃ早くしろー」

「トシ！頑張れ！！見てるぞおおおお！！！！」


みんなからヤジ？が飛ぶ。


『と、とーしろ……？』小声。

「わ、わかってるわっ…！目閉じろよ」小声。

目を閉じたもののキスはなかなか来ない。



『とーしろ…？』小声。

「わ、わかってるって！！今できそうだった！！」小声。



ヒソヒソやってて、なかなかキスできない新郎にお客さんも応援体制だ。


「キメろー！ニコチンマヨラ！Aの唇ゲットアル！」

「土方さん！力抜いて！！頑張ってください！お手本みせてくださいっ！」

「副長ーーっ！！動画撮ってますよ！今です！はいっ！そこっ！それっ！」



「………山崎ィ…絶対消す。動画もあいつもっ…」

『ふふっ』


愛されてるなぁ…私の彼…ううん。旦那さん。

嬉しくなって思わず笑ってしまった。


「A…もう一回、目、閉じて…」

『やーだ！』



私はそのまま、十四郎に顔を近づけ



キスをした。




「うおおおお！！新婦からキスーー！！」

「土方コノヤロー腰抜けがー！！」



観客も盛り上がる。



『腰抜けとーしろ。


こんな男前な私じゃないとお嫁さん、つとまらないもんね！』



「ば…、ばっかやろ……」




なんやかんや、素敵な結婚式になりましたとさ。

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