▼『10話』▼ ページ10
あ、二人共マジで黙ってる。居た堪れないから、なんか変な雰囲気になってるからね?
『お分かり頂けたでしょうか。』
「.....あ、ああ。」
「.....あ、うん。.....なんか、ごめんね?」
ほんとさ、良い方で特殊体質になりたかった!臭いってなんだし!一番なりたくないものじゃない!?ねぇ!
ほらさ、呪霊魅了したり、崇められたり.....あ、やっぱやめる。化け物共にされても.....つか、それはそれで面倒な事になりそう。
『ハハッ......少しだけ慣れましたから。』
ちょっと私、遠い目をしちゃう......。
ってか、正直に言おう。そんな事に少しでも慣れなたくなかった!!
普通に「臭い」って言われる事に慣れたい人なんか居ないと思うなぁ!?
「え、あ、うん.....ほんとにごめんね。」
やめて!?そう言われると、本当だけどさ?臭いのを認めてる様なもんじゃん!だから謝らないでくれない!?
「.....ってかコイツどうする?コイツが例の奴だろ?」
え、例の奴.....?うん、人違いじゃね?
はっ、もしかして噂の美少女とか!?.....うん、キモイや。ってかそんな事、来世に期待しないと無理だね、ハハッ。
「.....取り敢えず、一緒に連れて行こう。」
待って黒髪??ワタシ、ウゴクキナイヨ??というか人違い!何探してるか分からないけどさ、絶対人違いだと思うよ??
「おいお前、付いてこいよ。」
『誰探してるか知らないけど、人違いでは??』
「最近、此処で呪霊が泡吹いて気絶していた事件があったんだ。心当たりは?」
『アッ、ワタシデスネ.....』
ごめん、超絶心当たり有るわ、あり過ぎだわ。
そう、探されてたのは、私だったね!.....何で?
『え、つか君らなんで、呪霊気絶してたからって、私探してたの?』
「あ、言うの忘れてたわ。俺は五条 悟、呪術師でーす。」
『ほんとに厨二病を発症させて様で.....』
いや、気付けなくてごめんね。こんな恥ずかしい思いさせちゃって。
「あぁ!?厨二病じゃねぇつってんだろ!」
「一応、有るよ。呪霊と言われるモノを倒すのが呪術師。私は夏油 傑、悟と同じく呪術師だよ。」
『え、まじか。そんなの有るんだ。』
マジか、存在知らなかったよ、本当に有るんだ....。
「おいお前!なんで俺の時信じなかった癖して、傑の時は信じるんだよ!」
『だって、黒髪の方が真面目そうだし。』
見た目は不良だけどね。
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島(プロフ) - ブドウ味のリンゴさん!コメントありがとうございますね!そう言って貰えると作者、単純なので凄く嬉しいです!(´>∀<`)ゝ)) (2020年12月28日 16時) (レス) id: 6b6b596c5c (このIDを非表示/違反報告)
ブドウ味のリンゴ - あー好きです (2020年12月27日 14時) (レス) id: 8dfd0cadf9 (このIDを非表示/違反報告)
島(プロフ) - |ω・)ミテマスヨさん!いえす、血が臭いだけですよ!そして、コメント&感想まことにありがとうございます!!笑って頂けたならこちらも嬉しいです! (2020年12月15日 14時) (レス) id: 6b6b596c5c (このIDを非表示/違反報告)
|ω・)ミテマスヨ - めっちゃ笑いました!別に主人公の体臭が臭いとかじゃなくて血の匂いが臭いんですよね?動作手だか気になりますね!!更新楽しみ待ってます!! (2020年12月14日 23時) (レス) id: 399815b3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:島 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Kouno
作成日時:2020年12月13日 16時