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康二「A、」
と名前を呼ばれ顔を上げると
久しぶりに見た顔がそこにはあって
少しだけ、懐かしい気分になった
「康二、久しぶりだね」
康二「A、綺麗になったな」
「ｯ、変わってないね笑そういうとこ笑」
普段は慣れない、ストレートな言葉に
少し、いや、結構キュンとしたわけで
康二「元気してた？」
彼は高校の時アイドルしてて、関西なんてらっていう所だった気がする…
「うん、まだあっちにいるの？」
関西弁が抜けてないから、まだ関西でアイドルをしてるんだろうなって思っていると
康二「あ、俺な東京の事務所に移ってな今は東京に住んでるんやで」
「そーなんだ、」
康二「なんや、緊張してるん？笑」
と聞く彼の笑顔としゃべり方は変わらずで
少し、あの頃を思い出して康二くんの顔を見た
康二「ほんま、なんかあると顔見る癖治ってへんやん笑」
「え、あ笑」
康二「彼氏とか、おるん？」
「う、ん笑いるよ笑」
康二「やっぱそーやんな〜、」
と、言う康二の顔はどこか寂しげで
私たちが別れたきっかけは、お互いの時間が合わなくなったからというか世でいう自然消滅であって
就職した私と、大学に行きながらアイドルをする彼
それは、こんな結末になってもしょうがないなと諦めた
康二「連絡先教えてや」
「健二くんから、貰っていいよ」
康二「おう」
「あー、ごめん彼が迎えに来たって」
康二「そっか、ほな」
「うん、また」
と入口へ行こうとすると
康二「A、」
と名前を呼ばれ止められる
康二「久しぶりに会えてよかったわ」
と私が好きだった笑顔で言われ
みんなに挨拶をし、顔が赤くなっているのがバレないように
彼氏(仮)の元へ急いだ。
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あやみ - とても好きな作品です！更新楽しみにしてます。 (2020年7月18日 17時) (
レス) id: eba92de371 (このIDを非表示/違反報告)
Milk - 初めまして(*・д・)ﾉこの作品を見させていただいてます。とても面白くて読んでいて楽しいです！更新大変だと思いますが頑張ってください！楽しみに待ってます。 (2020年6月5日 21時) (レス) id: 2fd05b4927 (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - 更新お疲れ様です！とても好みな作品で続きが楽しみです♪これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2020年6月5日 21時) (レス) id: 0206efb14b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こた | 作成日時：2020年5月20日 17時
