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少年>>12 ページ14
その日から少年は青年の役に立とうと奮闘した。
やっと自分を人として見てくれる人に会えた。
それだけで少年の心はあたたかくなった。
初めこそぎこちない関係ではあったものの今では冗談を言い笑い合うほどの仲になっていた。
互いのことには何も触れず、、、
｢青年さん、おはよう、今日は何処に行くんですか？｣
朝食を終え、いつもの様に片付けながら少年は青年を見た。
｢あー、そうだな
今日はこの前しかけた罠を見に行こう｣
｢ほんと！？｣ｷﾗｷﾗ
この前初めて青年に狩りを教えられた少年は罠を仕掛けたのだ。
｢嬉しそうだな｣
｢うん！！｣
初めてあった時とは比べ物にならないほど少年は表情豊かになった。
そんな少年を見て青年も同じように笑った。
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作者名：Ark | 作成日時：2018年7月24日 21時
