検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:283 hit

事の始まり ページ2

最初はただ何となくだったのだ。



付き合う時に彼からネットで活動していると聞いていたが



私はそれは趣味の範疇だと思っていた。



しかし彼がスマホ、パソコンにむかう時間が増えるほど



“ホントのセンラくんってどんな人なんだろう”



“私の知らないセンラくんを見てみたい”だなんて馬鹿げたことを思い、



スマホに指をフリックさせ“センラ”という3文字を調べてしまっていた。



Twitterにはたくさんのフォロワー



女の子たちからのたくさんのリプ



そして後悔したのだ。



自分と彼があまりに釣り合っていないことに気づいてしまったからだ。



私は彼の隣にいていいの?もっとふさわしい子がいるんじゃないのって



ぐるぐるの胸の中で渦巻く感情



そんな時だったのだ



センラくんが帰ってきたのは



ガチャリと玄関の扉をあけ、いつも通り私に



「ただいま」と言ってくれたセンラくんに



『...おかえり』なんてそっぽをむいてしまった。



この日を境に私は彼のことを純粋な気持ちで愛せなくなったのだ

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←Prolog



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:浦島坂田船 , センラ , 歌い手
関連タグ:すとぷり , KnightA , irxs , 騎士A , utit , いれいす
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:わさびーん | 作成日時:2018年6月18日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。