〈歌い手〉〈KZ〉月の光に照らされてＴｈｉｒｄ〈トリップ〉

その104 ページ38

それからお昼ご飯を食べて、着替えて家を出た

塾に行くには少し早かったかな...ゆっくり行けるしいっか

そう思ったとき、


菜「篠田ちゃん！」

『菜穂！何でここに？』


菜穂は私と家、反対方向だったはずなんだけど...

それに菜穂は制服のままだった


菜「いや、帰ったら親が居なくて入れなかったんだよね〜...」


えぇ...そんな事ってあるの...

午前までって知らなかったのかな？


菜「で、ＬＩＮＥしたら、お昼はマックとかで食べて、夕方まで時間潰しとけって！酷くない！？」

『ひ、酷い...』


菜穂の家は一体どうなってるの...


菜「それでお昼はマックに行って、ちょっと暇だったから篠田ちゃんの家ってこっちだったな〜って思いながら歩いてたわけ」

『もっと他に無かったの...』

菜「んー。無いな」

『(^_^;)』


まぁ、結局は会えたわけだし良いよね！←単純


菜「それにしても、篠田ちゃんってお金持ちなんだね〜。この辺りって高層マンションとかいっぱいじゃん！」

『えっとね...親が機械系の仕事とかしてて...』


うーん...これで上手く誤魔化せるだろうか...

ってか機械系ってなんだ...もっと他に無かったのか？

と、一人で考えていると菜穂が


菜「機会ってＩＴ系？凄いじゃん！」

『あ、ありがと(？)』


なんか勝手にそう言う事になったみたい

まぁ、誤魔化せたのなら良いんだけど...

なんて思いながらホッとした


『って、そろそろ行かないと！』

菜「もうそんな時間？じゃあ行こっか！」


そう言いながら二人で歩き始めた


菜「なんか塾ってワクワクするな...」

『...勉強するんだけど？』

菜「いや、でもさ、学校とは違う感じじゃん！」

『そうなんだ...』


私には菜穂の考えが全く分かりません...

誰か分かる人居ますか？

居たらコメンｔ((

...ごめんなさいふざけました

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