〈歌い手〉〈KZ〉月の光に照らされてＴｈｉｒｄ〈トリップ〉

その96 ページ26

ま「茉莉、お帰り」

『うん。ただいま』


するとまふくんは若武たちに気が付いたみたいで聞いてくる


ま「後ろの子は？」

『あ、同じクラスの友達』

若「はじめまして！いつも茉莉さんと仲良くさせて貰ってます！」


若武がズッと前に出てきて挨拶する

それに続いて皆も頭を下げる


ま「初めまして。こちらこそ、いつも仲良くしてくれてありがとう。これからも宜しくね」

若「はい！」


若武が今までに見たこと無いようなキラキラとした顔をして返事した

...あれ？まさか若武


......まふくんのこと知ってたりする？

いや、まさかねｗｗ

それだったら私の事も知ってると思うし...ね

え？...大丈夫だよね...？

.....ね？


そんな心配をしていると、話が終わったみたいで皆が帰って行った


ま「じゃ、僕たちも帰ろっか」

『うん。そうだね』


そう言って歩き出そうとしたとき...


『いっ...たぁ』


頭が痛くなった

なんて言うか、中をえぐられた？みたいな...


ま「大丈夫？」

『うん。ちょっと疲れてるのかも...』

ま「そっか。無理しないでね」

『うん...』


...そう言えば前も同じようなことがあったな...

無理しないようにしよ


そう思って、今日はいつもより早く寝た

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