究極の絶対秘神の妹は文豪達のいる世界に飛んできた模様。

記録？/全部……【ボク】の…………？ ページ26

A「っ……離せっ！！」

太宰を強く睨んでそう訴える

太宰「…………離す、ねぇ……正直簡単に離す訳にはいかないけど、仕方ないかな」

そう云って力強く掴んでた手を離した

A「いった……血ぃ止まるって……！！」

掴まれていた腕を擦りながらわざと大声で云う

太宰「失礼だなあ……これでも、まだ優しい方だよ？……本当はもっと強く出来るけど……」

A(流石は元ポートマフィア最少年幹部……)

かけれる言葉は無く、心でそう呟くしか無かった

国木田「……これからどうするつもりだ？」

状況が呑み込めず、沈黙の中、国木田がふと重い口を開けてそう尋ねる

太宰「さぁ？……でも、あの方が目的を達成するまでは、ね？」

……ただただ妖しく微笑むだけ

福沢「……太宰……一体何があった？」

駆けつけた福沢が太宰に尋ねる

太宰「何も無いですよ……まだ私はやる事があるから……それじゃあ」

妖しく微笑んだまま、探偵社を後にした

A「…………何よ、それ。」

それを聞いて彼女に湧いたのは、やり場のない怒り。
「責任」を感じてしまっていた

福沢「…………八雲紫から 連絡が入った。幻想郷も崩壊が始まってしまったそうだ……」

突然の知らせに皆が驚く
……特にAは、ショックが大きかった



頭の中には自分を責める言葉ばかり




今にも逃げ出したかった






今にも泣き出したかった









でも何故か出来ない。









なんで？










なんでなの？









ナンデ？









全部【ボク】の、【私】のせい？








……







…………







………………







……………………







…………………………






………………………………








感情が薄れていくのを感じた



そしてそのまま、意識も薄れていった


国木田「……A！おい、しっかりしろ！！」


敦「戻りまし……Aさん！？」


皆が心配する声が遠のいて、何も見えなくなった



心配するみんなが見たのは













倒れ込んで涙を零すAだった

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