究極の絶対秘神の妹は文豪達のいる世界に飛んできた模様。

記録9/文豪、幻想、崩壊迄｡ ページ16

紫「そうねぇ〜……返していただけないかしら？今すぐ返してくれれば……」

中也「命は助けるってか？」

紫の発言を遮って中也は睨みながらそう云った

A「……ボクだって、好きできたわけじゃないから……それにさぁ〜多分このままじゃ危ないんだよね〜」

溜息をつきながらAはそう云う

中也「危ない……？」

そう言われて中也は首を傾げる

A「うん、この世界もボク達のいる世界も」

隠岐奈「……下手したら、消えるって事か？」

険しい顔をしてAの言った続きを答える

敦「えぇ！？き、消えるって……？」

敦は目を見開く

紫「簡単に言えば……大きな異変が起こって、幻想郷もここの世界も消えてなくなるってわけね」

A「そういうことー……で、どこかの誰かさん達のせいで、それが悪化しかけてると思うんだけどー？」

Aは周りを見渡す。すると

紫「…………」
隠岐奈「……すまなかった！」

2人は目を逸らしながらだんまりしてたり謝罪したり……

A「……目を逸らすなぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」

そう言って強く肩を揺らした

乱歩「……取り敢えず早く戻ろうよ〜……」

今の状態に呆れた乱歩が口を開く

中也「……はぁ……世界が消えてなくなる、ねぇ……」

隠岐奈「…………これでよしか」

なんとか敦と乱歩を探偵社の方へ送り届けたようだった

紫「それで、ポートマフィアの幹部さん？私達と探偵社で手を組むつもりは無い？」

そう言って幻想郷の賢者(やくもゆかり)は妖しく微笑む

中也「……協力して世界滅亡の危機を止めるってか？」

腕を組みつつそう尋ねる

A「そうしないと、君もボクも好きなこと出来ないよ？」

ジト目になりつつ中也の質問に答える

中也「はぁ……わーったよ、今回だけだ」

「世界が無くなるのはごめんだな」と呟きつつ協力すると言った

A「よっしゃ！Thank you!!!」

サムズアップしてAは喜んだ

だが時間が無い。幻想郷、そしてこの文豪達のいる世界の崩壊迄は＿＿




あと1ヶ月を切っていた。

記録10/世界崩壊阻止大作戦！〜準備譚〜→←記録8/勿論、ス・キ・マ・で・ね・！

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