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君にとって僕は何番目? ページ11

『えっと、ここだよね??』

目の前には想像してた屋敷より
ずっと大きかった。

森の中にあるから、余計に驚いた。

無「さっさと中に入るよ、もう、夜だ。」

いやいや、誰のせいでこんな時間に
なったと思ってるのよ。

ブツブツ文句を心の中で言いながら
中に入ると急に一斉に屋敷の電灯が
つき始めた。

そして、私と無一郎が何か目に
見えないものに引っ張られ、
大きな大広間に放り出される。

『えー、何ここ。
血の匂いが染み付いてるんだけど。

ここに居たくない。サッサと
鬼斬って出よ。』

私は大広間の中央に座っている鬼を睨んだ。

無「そうだね。
…Aをこんな所に閉じ込めて
おきたくないしね。」

鬼「おやおや。この気配は柱!
しかも二人っ!!
コイツらを殺れば今度こそ、あの方に
認めてもらえる…!」

私たちが睨んでいるのに対し、
鬼はのほほんと頬を緩ませている。

その眼には下壱に刻み込まれた傷。

元、下弦の壱…。油断はしてはいけない。

鬼「我の名は光軽。
お前たち、死ぬ前に言いたい事が
あるなら、聞いてやるぞ?
いや、ぜひ、聞かせてもらいたい!」

この鬼は非常に口調が軽い。
それに
名前教えてもらっても呼ばないし。

無「僕たちが死ぬ事前提に
言ってるようだけど、負けるのは君だからね?」

『そうそう。でも、無一郎じゃなくて
私が首を斬るけどね。

無一郎じゃ不器用すぎて斬れないだろうし。』

私は無一郎にしてやったりと笑った。

無「まだ僕よりAの方が不器用だと
思うよ?折り紙だってろくに折れないし。

それに、さっきからずっと悪口しか
言われてないような気がするんだけど?

…ていうか、Aにとって僕って何?」

うわ、無一郎の目が妙に据わってる…。
これってもしかして…

幼馴染通り越して、とても、
言葉で表せないほど大切な人

って言ってもいいやつ???

いや、でもなぁ。

『他人。でも、事実上では
た、だ、の、幼馴染。』

無「他人ってひっど。冷血な人。」

どっちが…!

無「じゃあ、好きな順にするとしたら、
僕、何番目?」





すみません。
字数が足りないので
次に移ります。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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小姐 - 月坂柚花さん» ありがとうございます!!続編作れました!  応援ありがとうーー!めっちゃ嬉しいです^ ^ (9月14日 23時) (レス) id: d47bf1e932 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 鬼滅学園の話も見れるなんて、嬉しすぎます! 続き、楽しみにしていますね! (9月14日 20時) (レス) @page41 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
小姐 - かなめさん» 鬼滅学園派が多いので、鬼滅学園にしますね!楽しみにしていてください^ ^ありがとうございます! (9月10日 23時) (レス) id: d78cf12dee (このIDを非表示/違反報告)
小姐 - 由記さん» 了解です^ ^ご意見ありがとうございます! (9月10日 23時) (レス) id: d78cf12dee (このIDを非表示/違反報告)
小姐 - salomeさん» ご意見、ありがとうございます!これからも宜しくお願いします^ ^ (9月10日 23時) (レス) id: d78cf12dee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小姐 | 作成日時:2023年8月7日 1時

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