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「これはこれは珍しい客人で春雨が第七師団団長神威どの」

「やっぱり地球のご飯は美味しいね鳳仙の旦那」

今目の前にいるのはクソジジイ事私の父…夜王鳳仙

「ふむ、余計な奴も混ざっておるな」
「久しぶりだと言うのにアンタは相変わらずだ」

あくまでその態度を貫くか、昔からそうだった。アンタは私の事なんて見えていないんだろ?鳳仙の子と評されるがアンタにとって私はそこら辺の隊員と変わらない。

「それでこんな下賤な所になんの御用ですかな」

みてみ?私の言葉には触れずジジイは神威との会話を続けている

「人が悪いですよ旦那、面倒な事全部俺に押し付けて自分はこんな所で悠々自適に隠居生活なんてズルいですよ」

「人は老いれば身も心も乾く、その身を潤すは酒。心を潤すは女よ。若い主にはまだわからぬか」

老いれば乾く?じゃあ私のこの乾きは何だ。神威と違って別に強い奴を求め乾いてるわけでもない…ジジイみたいにくだらない理由でもない。殺しなんかじゃみなされないこの渇きをどう満たせばいい?

「分かりますよ」

「ほう…酒か?女か?」

「じゃあ日輪と一晩。手土産も用意してるんですよ」

神威の声を合図に後ろで待機していた阿伏兎達がガキを連れてきた。この様子じゃジジイもあのガキが何を意味するのか分かってるらしい

「嫌ですか?この子に日輪を連れていかれるのは。嫌ですか日輪と離れるのは」

「少し黙るがいいかむ…」

「歳はとりたくないものですね。あの夜王鳳仙とあろうものが女1人どうにもならない…酒に酔う男は絵になりますが、女に酔う男は見れたもんじゃないですな。」

ジジイは神威の挑発に乗り後ろにいた女はとばっちりを受け天井へと突き刺された

「主らにこの夜王が倒せるとでも思ったか?」

「チッ…くだらねぇな。」

神威の言う通りだ。女に酔う男は見れたものじゃない。それもあの夜王と言うものが血のつながりも持たないたった1人の女に酔うなんて

「A、ようやく口を開いたと思えば…貴様もワシを殺しにきたのだろう?」

「ああ、今そう決めた。ジジイ私が乾いてんのはアンタのせいだ」

「ほう?去ればその実力見せてみろ」

「やめろA!」

阿伏兎の声を無視しジジイ蹴りを入れる。かすったか?でも感覚がない。それならこの血は?

「貴様じゃワシに勝てぬ」

「グハッ」

この血は私の血だ。蹴り返された反動で阿伏兎の元へと飛ばされ痛みで視界が歪む

何でなんだよ…どうして私はアンタを殺せないんだ

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作者 - 実珠さん» 温かいコメントありがとう御座います!暫くの間配信出来ず遅くなりすいません!続編も書き続ける予定なので宜しければお暇な時にでも、見てください!!頑張ります (2022年1月26日 1時) (レス) id: 3ce7835c84 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - めっちゃくちゃ面白いです!夢主が作品に馴染んでて可愛いし……スラスラ読めました!!!最高です……!神威かっこよ……これからも更新応援してます!頑張ってください!!! (2022年1月23日 9時) (レス) @page48 id: 2209f9ef43 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - たこ足配線さん» ありがとうございます!!配信遅くなりすいません!頑張ります (2022年1月15日 0時) (レス) id: 3ce7835c84 (このIDを非表示/違反報告)
たこ足配線(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです!!続き楽しみにしてます!✨ (2022年1月13日 3時) (レス) @page45 id: a502f56163 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - サブリオさん» 素敵なコメントありがとうございます!!頑張ります! (2022年1月5日 1時) (レス) id: 3ce7835c84 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2021年11月28日 2時

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