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「感動の雰囲気のまま帰りてぇ所だがコイツらどうすんだ?これだけの騒ぎをおこしゃ流石に上も黙ってねぇぞ」
「んー面倒事はこの際真選組に押し付けて帰っちゃおうよ」
「そうだね。丁度アイツらどっか…」
「おい、テメェら全部聞こえるからな!!」
「ゲッ…いたの土方ともろもろ真選組の方々」
「人が折角残党処理をかってやったてのにテメェらは恩を仇で返す気か!?」
「土方さんコイツら馬鹿にんな事期待しても無駄ですぜ」
馬鹿と言われた事に腹が立ったのかただ気に食わないのかメンチを切り始めた第七師団と真選組の間にはピリピリとした空気が流れていた
「A、こいつらが例のおまわりさんか?」
「そうそう。私を助けにきたお人好し馬鹿共だ。て事で一旦お前ら傘を下ろせ」
私がそう命令するとなんとも不満そうな顔をして皆言う事を聞いてくれた。
「で、なんで戻ってきたのかな?」
「なんでってテメェら馬鹿共しょっぴく為に決まってんだろうが!」
「えーやめとけよ。今、私達捕まえたらこの騒動は本当にアンタ達がなすりつけられるよ?それは流石に私としても心が痛い」
イデデと胸を押さえるフリをすれば土方の顔には青筋が浮かんでいた
「チッ どうする近藤さん…これじゃますますコイツら調子にのるぞ」
「まぁまぁトシそう意地を張るな、俺達はAちゃんを助けられたそれで十分だろ」
その言葉を聞いて阿伏兎も団員も少し驚いたのか目を見開いていた。それもそうだ、それじゃまるで敵である私を助ける為だけに此処に来たってて事になる…だけどそれがこの男、近藤勲なのさ
「本当面白い奴らだろ?地球人ってのは」
「お前さんが気にいるのも分かる気がする」
「俺は弱い奴には興味ないけどね」
「だから全部聞こえてんだよ!弱いってお前ら俺達が来なきゃ副団長死んでたんだからな」
全く恩着せがましいやつだ。でも私だって仮を作るのは御免だ
「アンタ達が弱いのは本当の事だろ?巷では幕府の犬なんて呼ばれてさ…私達はこれから春雨のてっぺんを取る人間だ。雑魚の相手してる暇はないんだよ」
「テッメェ!」
「だからさ…お前達も上がってこいよ。お前達にはその資格がある」
「A、一体何考えてやがる」
「なに、ちょっとしたお礼さ。これより春雨は吉原の権限を全て真選組に渡す!女も金も全部だ!」
「オイ何かってな事いってんだ!」
「勝手じゃないあの街は親父がコイツらから奪った場所だ最初から私達のものじゃないだろ」
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作者 - 実珠さん» 温かいコメントありがとう御座います!暫くの間配信出来ず遅くなりすいません!続編も書き続ける予定なので宜しければお暇な時にでも、見てください!!頑張ります (2022年1月26日 1時) (レス) id: 3ce7835c84 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - めっちゃくちゃ面白いです!夢主が作品に馴染んでて可愛いし……スラスラ読めました!!!最高です……!神威かっこよ……これからも更新応援してます!頑張ってください!!! (2022年1月23日 9時) (レス) @page48 id: 2209f9ef43 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - たこ足配線さん» ありがとうございます!!配信遅くなりすいません!頑張ります (2022年1月15日 0時) (レス) id: 3ce7835c84 (このIDを非表示/違反報告)
たこ足配線(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです!!続き楽しみにしてます!✨ (2022年1月13日 3時) (レス) @page45 id: a502f56163 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - サブリオさん» 素敵なコメントありがとうございます!!頑張ります! (2022年1月5日 1時) (レス) id: 3ce7835c84 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2021年11月28日 2時