第七師団副団長は団長が気に入らない

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「それじゃあお前は死ぬつもりなのか？」

「かもね、ただ私が此処に来たのは私の団を守る為だ。安心しろ、アンタらに危害を与えるつもりはない」

「大層なガキだぜ。俺もお前と似た様な立場だ。言ってる事わからねぇ訳じゃねえ、だがよ神威がそれを知って喜ぶと思ってんのか」

「なめるな、お前に心配されなくともうちの団長はそんな事で折れる様なたまじゃない。」

きっとこんな隠し事をしていた事がばれりゃいつもの様に大層ご立派なさるだろう。そう、いつもの様に…私が居なくなっても何一つ変わる事はない

「…そうか。お前がそこまで言うならもう何もいわねぇ。近藤さんには俺から上手く言っといてやる」

「悪いね、騙した事もアンタから謝っといてよ。私からは言えなそうだから」

「ああ、分かった」

「さて、奴らが来ない内に行くとするか。短い間だけど世話になった」

「…達者でなA」

「フッ もうすぐ死ぬ奴に言うセリフかよ」

土方…本当はもう一つ隠し事があったんだよ。
私が真選組に来たのは最後にお前達の大将を見てみたかったんだ。

思った通りだ。どうやら大将ってのは何処も立派らしいな

私が生まれ変われるとするなら

お前らみたいに真っ直ぐに生きれたらいいな

「ありがとう真選組」

隠し持ってきていたチャイナ服に着替え

私は真選組を後にした

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