第七師団副団長は団長が気に入らない

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「で。本当はどう言う関係なんですかぃ？」

現在ドS馬鹿によってほぼ事情聴取たるものがファミレスにて行われてる

「命よりパフェとるとか…」

それもこの銀髪のせいだ。総悟のパフェを奢るとの誘いにのりノコノコとついてきやがった

「なんもねぇよ。本当ただの顔見知りだ」

「ほらもういいでしょ？てか私銀髪の名前も知らないし」

「あーそうだった。俺は坂田銀時だ」

坂田銀時…ああ、それで銀さんか。

「それよかAだったよな？お前確か太陽…」

「私がなんだって？」

コイツナチュラルに今バラしかけたよ。テーブルの下で刀を突きつけ笑顔で答えると銀時は何もねぇと急いで残りのパフェをかきこんだ

「ま、どちみちお前らが黒って事はわかってんでさぁ」

「何で俺も入ってんの！？」

「旦那は生まれた事から真っ黒って決まってやす」

「理不尽！」

この馬鹿共の会話いつになれば終わるんだよ。もう私はストレスで胃が痛くなってきたよ？

「おい、ねぇちゃん今俺に水かかったぜ？」

厠へ行こうと私が立ち上がった瞬間前にいた天人らしき男が店員にイチャモンをつけていたのが目についた

「すす、いません！今弁償を！」

「弁償？俺の服はテメェらみたいなやつが着る安物じゃねえんだよ。ま、どうしても払いてぇってんならお前の体で…」

「ちょっとちょっとお前も進行形で私の視界を汚してんだけど」

「ああ？なんだお前、その制服お巡りじゃねえか。言っとくが俺は宇宙海賊春雨の一味なんだぜ？貴様が俺に喧嘩売るって事は分かってんだろうな？」

「ああ、分かってるよ」

宇宙海賊春雨だ？恥晴らしはよしてくれ

どうやら私が提督になった暁にはゴミ掃除が待っているらしい

「(お前こそ分かってる？春雨第七師団、副団長に喧嘩売るとはさぞお強いんだろうな)」

私は男の腹に拳を食い込ませ耳元で周りに聞こえない様に囁いた

「なーんちゃって駄目だよお兄さん。みんな仲良くね？」

「き、貴様…覚えておけよ」

男はそう言って店を後にした

屑のくせに悪役らしい台詞は一丁前に言えるじゃないか。

「あ、あのありがとうございます！」

「仕事ですから」

…礼を言われるなんて変な気分だ。正直なんだか照れ臭い。なんたって春雨の仕事と言ったら返ってくるのは殺意だけだからな

真選組ってのはいつもこんな感じなのだろうか

だとしたら私は少しアイツらを羨ましいと思う。

「いけね、変なモンがうつったかな」

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