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「何で一緒なのかな?栗毛くん」
「近藤さんはああ言うが俺達はまだお前らを認めねぇ。お前の管理は俺がする事になったんでぃ。あと栗毛じゃねえ総悟だ」
栗毛改め1番隊隊長、沖田総悟は私の横を歩きながらそう言った
「神威は何処言ったの?」
「奴は土方さんが面倒みまさぁ」
ああ、V字お気の毒に…神威も問題起こさないといいけど
「でも部屋くらい神威と一緒にしてくれても良かっただろう」
「…仮に本当にお前らが地球人だとしても一体どうゆう関係でぃ」
「え、何急に」
「男女が同じ部屋なんておかしいだろぃ」
「プッ 意外とピュアなんだね総悟くん」
気に食わないマセガキだと思ってたけど可愛い所もあるじゃないか
「なに笑ってやがる」
「いいや、別に?心配せずとも神威とは兄弟みたいな関係だよ。昔からずっと一緒なんだ、君が思ってる様な事はないよ」
「向こうはそうは見えねぇがね」
「ん?なんか言った?」
総悟がなにか言ったが神威との思い出に浸っていたせいで聞いていなかった。
「別に…ほらつきやしたぜ。此処がお前の部屋で隣が俺の部屋、妙な動きしなら直ぐにきってやらぁ」
「はいはい、警戒心が強いのはご立派な事だ」
「あ、後近藤さんが気をきかしてお前らは非番だそうでぃ、今日の所は見逃してやりまぁ」
「おお!感謝感謝!ちゃんと夜の歓迎会には帰ってくるねー」
総悟と別れ馬鹿が問題を起こさないうちにと神威の元へ向かった
「神威ー!ご飯食べにいこう」
「A、これ美味しいヨ!」
ってもう食べてるし…薬のおかげで食欲も少しは減るだろうがコイツの胃は元々ブラックホールだからな
「V字は?」
「アイツなら俺を此処に残してどっか行ったよ、おばちゃんおかわり!」
「ハハハ 良く食べる人だねぇ。見ていて気持ちいいよ」
「地球いい所だね」
「ご機嫌でなによりだな馬鹿」
食堂のおばちゃんは優しそうな人だ。神威の食欲に引く事もなくまたご飯を取りにいってくれたらしい
「たまにはいいね!平和な暮らしも」
「こちとらドS王子が監視人だ。平和じゃねえよ」
「俺よりマシでしょ」
「分かってるなら直せよ」
それに総悟と神威じゃ中々いい勝負だと思うけどな
「あのさA、お前は俺のものだよ」
「急にお前も何言い出すんだ?」
「いいからちゃんと覚えておいてね」
「えっと、はいはい…って人をモノ扱いするな!」
何を思った事やらいつにもまして真剣な顔をした神威に戸惑った事はここだけの話にしよう
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作者 - 実珠さん» 温かいコメントありがとう御座います!暫くの間配信出来ず遅くなりすいません!続編も書き続ける予定なので宜しければお暇な時にでも、見てください!!頑張ります (2022年1月26日 1時) (レス) id: 3ce7835c84 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - めっちゃくちゃ面白いです!夢主が作品に馴染んでて可愛いし……スラスラ読めました!!!最高です……!神威かっこよ……これからも更新応援してます!頑張ってください!!! (2022年1月23日 9時) (レス) @page48 id: 2209f9ef43 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - たこ足配線さん» ありがとうございます!!配信遅くなりすいません!頑張ります (2022年1月15日 0時) (レス) id: 3ce7835c84 (このIDを非表示/違反報告)
たこ足配線(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです!!続き楽しみにしてます!✨ (2022年1月13日 3時) (レス) @page45 id: a502f56163 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - サブリオさん» 素敵なコメントありがとうございます!!頑張ります! (2022年1月5日 1時) (レス) id: 3ce7835c84 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2021年11月28日 2時