Forty eight ページ2
あの後、サラちゃんは寝てしまった。…きっと疲れが出たのだろう…よく頑張っていたものだ…
カウンターの上に突っ伏して寝てしまった。…私は白いパーカーをサラちゃんにかけてやり、酒場から出た。
二階フロアの奥に行き、左側のパスワード式の扉を…先ほど使った細長い箱の黒い数字を打ち込んだ。
扉を開け、中を見てみると…黒板と机があった。机の上にはシュレッダーが置いてある。しかも、中にはバラバラになった紙が入っていた
『何かを隠蔽しようと思ったのか…？』
考えていた時に…背後から扉を開ける音が聞こえた。その開けた張本人は…
ギ「A姉ちゃん…！」
ギンくんだった。
『…どうした？』
ギンくんは、言うのを躊躇いながらも、ぽつりと話した。
ギ「…何か、やれることはあるかニャン…？」
どうやら、探索の役に立ちたいようだ……シュレッダーを任せてみようか…
『…それじゃ…ギンくんには、重要な仕事を与えるよ』
ギ「！分かったワン！！」
本人はやる気満々みたいだ。
『このシュレッダーを調べて欲しいんだ…お願いできるかな？』
ギ「…この変なやつかワン？」
そう言ってシュレッダーをトントンと軽く叩いて質問を投げかけてきた。
『そう…任せてもいい？』
私がそう聞くと…
ギ「もちろんだニャン！役に立って見せるワン！」
胸を張って、やると宣言をした…子供らしいね。
そういえばこの子は小学六年生だったね…以外に大人びてるからもうちょい年が上だと思ってた。
ギンくんは意気揚々とシュレッダーの中の紙を繋げていこうとしている。
『…任せたよ、ギンくん』
ギ「分かったワン！」
わざわざ私の方まで振り向いて、ピースを送ってくれた。…健気だね…当たり前か、この子はまだ子供だし…
私は黒い部屋を出て…そうしたら、
ケ「あ、Aちゃんだ」
おまわりさんと遭遇した。
『さっきぶりだね…白い部屋、何かあった？』
一応何もなかったとは思うが、聞いてみた。
ケ「いや、特には何もなかったな」
『結局、サラちゃんが気分悪くなっただけだったね』
ケ「……」
『…やれやれ…考えすぎもほどほどにね…』
私は無言で見つめてくるおまわりさんを、無視する様にその場から去った。
ラッキーアイテム
アレキサンドライト←ん？
ラッキーキャラ
カンナ
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奇花琉 - めっちゃ面白いです！！これからどうなるのか気になる…。頑張ってください！！応援します！！ (3月11日 9時) (
レス) id: d03b24d678 (このIDを非表示/違反報告)
Ayumi Tona(プロフ) - 夢主ちゃんのイラストを乗っけたいと思うのですがいいですか？ (2020年6月11日 12時) (レス) id: fa9e6ddf1d (このIDを非表示/違反報告)
寝不足猫ﾁｬﾝ(プロフ) - とっても面白かったです！更新頑張って下さい！！応援しております！！ (2020年2月23日 22時) (レス) id: a938903424 (このIDを非表示/違反報告)
桜愛 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2019年11月30日 15時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
ﾄﾞﾛｰﾝｺﾏﾐﾚ(プロフ) - 続き読みたいです！ (2019年6月10日 10時) (レス) id: 2653006338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SAKURA | 作成日時：2018年8月4日 14時
