Eighty Two “Dokument” ページ11
『…』カリカリ…
A以外「「「「……」」」」
『…』カリカリ…
A以外「「「「……」」」」
チクタクと柱時計の音が、よく響いた。
柱時計の音とカリカリと書類を手早く仕上げていく筆の音だけが、ここには反響していた。
『…話していいよ?なんで黙るの(笑)』
書類を書く筆は止めないまま、黙りこくって私の手元を見ている私以外の人達に呼び掛けた。
呼び掛けてもなお、変わらない空気に私はそれ以上何も言わなかった。
朝食は先程済ませた。その後に私は書記長さんから貰った書類の用紙をその場で仕上げている。
その様子を、何故か見学されていると言う状況←
『…♪』
時々鼻歌を交えながら、書類を一枚、また一枚と完成させていく。
コ「…早いなぁ。」
『お褒めに預かり光栄です…っと、三十分か。まあまあ上出来かねぇ…』
ト「…まて、これ最短でも半日はかかるもんなんやけど?」
『資格』
ト「御都合主義やな!」
鋭い突っ込みあざっす。という目線を送りつつ、自分が仕上げた紙の枚数を数え始める。
わぁお!数えきれなかった!←←
『というか授業参観みたいだね。』
こんなに親居ないけど←
一人の女に十二人の男が着い…ナンデモナイデス(真顔)
エ「…?じゅぎょうさんかん?」
『あー気にしなくて大丈夫ー(棒)』
面倒臭くなると見た。この人授業参観の意味理解してないから、教授故、しつこく聞かれる未来がよく見える。
エ「え!?教えてくださいよ!」
『教えることでもないから。』
私は持っていた書類をしっかりと持って、教授さんに向き直る。
そして…
エ「いいえ!やはり気になります!!教えてくだ」
『おおっと手が滑ったー(棒)』
エ「ごふぅ!!?」
・
・
書類を教授さんの顔面に投げつけた。
見事に顔面にクリーンヒットし、驚き混じりのうめき声と共に、教授さんの身体は後ろへと倒れていった。
鬱「エーミール〜!!?」
ト「ちょっ!おま、何しとんねん!!?」
さて、言い訳だ言い訳だ!←←
『いやー暑かったから手汗酷くて…』←
ト「まだ冬やねんけど?」
『あー…じゃあ手がかじかんでたっていうことで』←
ト「言い直してる時点で、確信犯やったろお前!!」
『んふふっ…大丈夫大丈夫。そんなに強くやってないから』
エ「……」(白目)
ト「何が大丈夫やって?ん?」(黒笑)
『てへ☆』(真顔)←
A&ト&エ以外「(シュールな絵面…)」←
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SAKURA(プロフ) - KZファンさん» 励ましのお言葉有難う御座います!!受験生辛たん…。 (2018年12月31日 12時) (レス) id: 93ee48c149 (このIDを非表示/違反報告)
KZファン - こんにちは!受験生なのに大変ですね?私もついつい、毎日、見に来てしまいます。頑張ってください。 (2018年12月31日 12時) (レス) id: 7d84edeee2 (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - ゼロさん» お互い大変ですね…^_^;更新も受験も頑張ります!ゼロさんも受験頑張ってください! (2018年12月24日 20時) (レス) id: 93ee48c149 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 受験大変ですね。実は私も今年受験なんです。それでもつい毎日この小説チェックしてしまいます(>_<) これからも頑張ってください! (2018年12月24日 19時) (レス) id: 3abbab8517 (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - 夏目さん» あ、ありがとうございますぅ…(´;ω;`)これからも宜しくお願い致します^_^ (2018年12月24日 16時) (レス) id: 93ee48c149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SAKURA | 作成日時:2018年11月29日 3時