三十八話 ページ42
A「一応太宰さんに連絡しておこう」
プルルルと電話を掛ける
太〔Aちゃん、どうしたの?〕
A「太宰さん。実は今日貴方の元部下と相棒につけられましてね」
太〔それは災難だったね、何もされていないかい?〕
A「ええ、特に何も。それより、太宰さんの方こそ大丈夫ですか?」
太〔何が?〕
A「仕事」
太〔ちょっと何云っているか私には理解できないね〕
A「今度
太〔Aちゃん!?〕
A「嘘ですよ。それより、大丈夫ですか?ちゃんと上手にやってくださいよ」
太〔判っているよ。それよりAちゃん今暇?こっち来て欲しいのだけど〕
A「暇って……判りました。直ぐに行きます」
ピッと通話を切る
A「太宰さんの方は心配要らないみたいだね」
上手く鏡花ちゃんに捕まってくれる
でも、もし原作が変わったら……
一応未来は視ているけど…
それにしても、
中也さん、今日横浜に帰ってきたのにその日に私の備考って…
まぁ大体は予想がつく
どうせ森さんが私を捕まえてくれって云ったんだろう
念のために未来を視ておくけど
「明日のために早く寝たかったんだけどな」と呟きながら家を出る
眠いとは思わないけど脳的にも休ませることは大切だから
一応寝ようと思えば寝れる
睡眠薬とか効かないけどね!
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太宰side
敦「電話、Aちゃんからですか?」
太「うん、少し厄介事が遭ったみたいだけど、特に何も無かったって」
敦「厄介ごとですか?それって……」
太「芥川君と少し……交戦?したのかな?」
敦「え!芥川と!それで何も無かったって……」
太「あれ、前にも云わなかったけ?Aちゃんは敦君が思っているほど弱くないよ。と云うか敦君より何百倍も強いし」
敦「な!何百倍も!?」
太「うん。敦君なんて一瞬で殺されちゃうかもね」
「一瞬で……!!」と顔を青ざめる敦君をみて少しクスリと笑う私
敦「それって、やっぱりAちゃんの異能……ですよね?」
おずおずと聞いてくる敦君に「うん」とばっさりと言い切る私に後ろから乱歩さんが
江「太宰ってAちゃんと昔から知り合いなんだって?あの子の異能について詳しく知りたいんだけど」
と駄菓子を食べながら話しかけてくる
その言葉に興味を示したのか、国木田君や賢治君達がぞろぞろと近づいてきた
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アカツキ(プロフ) - 二十二話谷崎さんが谷口になってますよ (2020年6月3日 8時) (レス) id: 348d42adf7 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ロットさん» 苗字、あだ名の部分で変わると思います!すいません、占ツクあんまり詳しくないので、間違っていたらご免なさい (2018年5月13日 23時) (レス) id: cf6dea145d (このIDを非表示/違反報告)
ロット - 名前が苗字としたの名前同じになっちゃいますよ! (2018年5月13日 22時) (レス) id: a63c890358 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - 小雨さん» そうなんですか!ちょっと設定変えてきます (2018年4月2日 15時) (レス) id: bb117e0ad4 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - 1500人じゃ全然マンモス校って言いません。 (2018年4月2日 5時) (レス) id: 7a9f3e94c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レン | 作成日時:2017年10月14日 20時