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【注意】Aは至って真心から真剣である。
教授『…。』
腕を組み、ふむ…と考え悩む自分をさて置き、
何やら返事が返ってこないので其方を向くと
怪奇そうな目で此方を見ている事にまた気が付いた。
教授『ﾌﾝ。』
相手も目が合って数秒とどまったが、直ぐに窓の外を見て
気に食わない様な顔をしたのを見逃さなかった。
教授 はプライドが高い故に
自分の先程出した答えが間違っていたから
そんな顔をさせてしまったのだろうか…?
やはり崇高な技術や知識を頭に詰め込める程に
容量はないとは言えど、
教授 の頭を持ってしても生徒に教えるのが難しいとなると
自分には知恵がまだまだ足りていない様で、
同年代の勉学にこんな自分が着いて行けるのだろうか…? と
不安になってきた為、
目の前で何やら難しそうな顔をして
考えを膨らまし始めてるこの 教授 を
せめてもの邪魔するまいという気持ちの為 他所にして、
自分も鞄を静かに漁って本を取りだし、
読み進めて考えを膨らます事にした。←
A『あ、眼鏡直してあげれば良かった…』
また直ぐに会えるからその時も壊れてたら直してあげよ、と
心を少しばかり弾ませた。
【注意】Aは本当に真心から真剣である。
そして今更な事を思い出した瞬間である。
- 二時間後 -
ﾄﾝﾄﾝ と肩に優しい手が置かれ、
それに少し驚きつつも本に栞を挟み横を向くと
年配な様で優しそうな女性の方が此方を見て
何やら色んなお菓子がカートに乗っているものを
示して見せてくれた。
女性の方『車内販売は如何??
ダイアゴン横丁で見たようなものばかりだと思うけれど、
今日は人が少なくてね、良かったら何かオマケにつけるから
買ってくれたら嬉しいんだけど…。』
何時の間に懐から取り出したのか
よくわからない本を読んで邪魔するなと言いたげな 教授 と
目を輝かせてしまっているであろう自分を交互に見て
困った様に眉を下げるから、
気になっていた事もあって少し(結構)覗いて見る。
A『わ、これって…!』
女性の方『おや、初めて見た反応だね…??これはね、
魔法カード付きカエルチョコレートと言って
ちょっと難があるけれど面白いものなんだよ！』
A『へぇ〜…あ、これは…??』
女性の方『これはねぇ…』
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黒月夜天(プロフ) - 星空宇宙さん» ハリー・ポッター昔から好きで、前の垢ではよく書いてたんだ。良かったら気まぐれに更新するからまた読んでみてね。 (2020年11月7日 23時) (
レス) id: 6e08830eeb (このIDを非表示/違反報告)
星空宇宙(プロフ) - 此方での活動も応援してるからね！ (2020年11月7日 11時) (レス) id: 4c7289b17b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒月夜天。 | 作者ホームページ：http://kokolonohonnne
作成日時：2020年11月7日 10時
