私のメンタルは豆腐以上だ！

45 川から落ちた末路 ページ46

私は岩を渡ってる時に滑って川から落ちた。

幸い、川は浅かったから良かった。

しかも、身体を起き上がると目の前には全身びしょ濡れの立花先輩がいた。

もしかして、私を助けてくれた……？



立花「A……大丈夫か？」



「だ、大丈夫です……」



「……………………」



「…………ﾌﾞﾜｯ///」



よくよく思えば、今の状況がやばかった。

私が立花先輩を押し倒している状態になっている。

私の顔を見て、少しニヤッとしてきた。



立花「お前はすぐに顔真っ赤になるな」ﾆﾔｯ



「あ、あの…今すぐに退きます……ってわぁ」



立花「いくら軽い火傷とは言え、川に落ちるとは伊作並の不運だぞ」



優しくギュッと抱きしめてきた。

これは心配してくれてるっと受け取ってもいいかな？



立花「それにしても、何故、Aは私から逃げてたんだ？言わないとずっとこのままだ」



「えっ！…えっと……そ、それは…………かくかくしかじか」
















「だから逃げてたんです……」



立花「なるほど。そういう事か」



「そういう事ですから、立花先輩も……ﾊｯ､ﾊｯｸﾁｭﾝ」



立花「おっと、これ以上川に浸ってたら風邪になってしまうな。早く忍術学園に戻って風呂に入ろう」



ﾋｮｲ



「えっ、お姫様抱っこ……?!」



転生日ぶりのお姫様抱っこ……。

というか、何故、この人は自然にそういう事が出来るわけ？



立花「ただでさえ、火傷してるというのに、これ以上、怪我されたら困る。我慢しろ」



｢やだ、離してください！」



立花「ダメだ。川に落ちた自分を恨め。自業自得だ」



「こんな姿を誰かに見られたら……」



立花「だから、川に落ちた自分を恨め」



「そんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」






























管理人「結局、忍術学園までお姫様抱っこをされたまま帰っとさ。

あっ、ちなみに忍術学園を着いた頃には制服は乾いてたよん。

以上！管理人でした！｣

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