46 ミーちゃんを…… ページ47
火傷してから数日が経った。
火傷もすっかり治り、元気百倍になったところで外出しよとしてる。
外出届を小松田さんに届けようと正門を迎えようとした時
??「待てッ!そこを動くな!」
「えっ?って…………うぎゃぁ!!!」
声をかけられたから止まって、横を向いたら、木の箸?を持って四つん這いになって何かを探してる生物委員達がいた。
「竹谷……八左ヱ門…先輩?」
竹谷「飼育していた虫が逃げたんだ」
「そ、その虫って……?」
質問をすると、いきなり生物委員達の顔がア〇顔になって笑ってきた。
傍から見ると普通に恐怖。
「何なんですか……そのよく分からない笑顔は……」
この場から早く出ようと、一歩足を踏み入れた瞬間
グチャ
「……ぁ」
足を恐る恐る上げて見ると……。
踏んでしまった。虫を。
生物委員「あぁーーー!」
孫兵「酷い!ミーちゃんになんて事するんですか!……うぅ」
その場に泣き崩れて泣く孫兵。
その他の生物委員は手を合わせて埋葬している。
というか、ミーちゃんって誰?虫の名前?
「あぅ……ご、ごめんなさい…」
乱太郎「どうしたのー?」
ここを通った乱太郎が虎若に話しかけてきた。
虎若「あっ、乱太郎。転生者がミーちゃんを踏み潰しちゃったの」
乱太郎「ミーちゃんって?」
三治郎「ミイデラゴミムシ。いわゆる……」
虎若「屁こき虫」
乱太郎「通りで辺り」
乱太郎+生物委員「臭い」
距離を取られ、鼻をつまみながら臭いと言う同時にみんなにゴミのような目で見られる。
虎若も乱太郎と話してる時は普通にしてたのに、私の方に向けた瞬間顔色がガラッと変わって……はぁ。
??「ど、どうしてくれるんですか!?」
私に怒ってきたのは上ノ島一平だった。
「…何を?」
一平「虫ですよ!せっかく飼育していたのに……」
すごく悲しな顔をしてしょんぼりする。
「ご、ごめんね?」
一平「嫌だ!許しません」
「本当にごめんね。どうしたら機嫌直してくれる?」
一平「…虫を探すの手伝ってください」
「えっ?」
47 私、虫は苦手なんだよぉぉぉぉぉぉ→←45 川から落ちた末路
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風鈴(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - こおりさん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 後、トッリプって何ですか?笑文句言う以前にちゃんと語彙を確認してください笑 (2023年3月30日 19時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 皆さん、これトリップとか言ってますが、普通にこれは転生です。というかこの主人公死んでますよ。ちゃんとお話読んでます?笑ちゃんと見てから言ってください。 (2023年3月30日 19時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風鈴 | 作成日時:2021年8月15日 21時