※29 〇 ページ30
留三郎「お前たちワザと外して無いか？」
文次郎「"お"の次は"じ"の付く言葉だ」
乱きりしん「"お"の次は"じ"？…あ！」
潮江先輩の言葉に閃いた乱太郎達は、再び知りうる限りの言葉を言っていく。
が、潮江先輩達の求めている言葉では無く、その場にひっくり返ってしまう。
伊作「文次郎 、小平太、 留三郎スネ毛を剃り忘れている、一点減点｣
このアニメの世界でスネ毛とかいう概念とかあるんだな。
だとしたら、結構リアルな判定だな。
文次郎「留子さぁん、お前の事オジンだってよー」
留三郎「オジンと言うのは、お前の事だろ文子さんッ！」
オジンと言った時の食満先輩、手を顔に添えてたんだけど、一瞬だけ美しいと思った。
お互いをオジンと罵りあうと、言い争いを始めてしまう潮江先輩と食満先輩。
小平太「留三郎は留子さん、文次郎が文子さん。では私は小平太子…いやぁでも、タコみたいだから小平子かな？」
文次郎「そんなもんッ」
留三郎「どっちでもいいだろ！」
？？「名前は大事よぉ？」
七松先輩が自身の女装をした時の名前に迷っていると、どこからか聞き覚えのある低いが女性のような喋り方の声が耳に届いた。
山田「うふ〜ん」
忍術学園の山田伝蔵こと山田伝子だった。
山田「学園長先生から司令を受けたのよ、変装の極意を教えよって」
文次郎･留三郎･小平太「変装の極意？」
そう言うと山田は変装の極意を教えたと、同時に潮江先輩達の隙だらけの女装では、人を欺けないと諭し忍者の三病の一つ、敵を軽んずるべからずを破っていると指摘した。
山田「アンタ達そのような不自然な女装で敵を、しかも忍者を欺けると思ったの！？」
小平太「申し訳ありません｣
文次郎「反省してます」
留三郎「ん〜、でも…」
山田「でも何よ」
小平太「いやぁ…」
文次郎「それは…」
留三郎「言い難いです」
汗をかきながら目線を泳がせて山田の女装に対する本音を言うのをグッと我慢する潮江先輩達。
すると、横を通り抜けようとした。
籠を背負った男が立ち止まるとこう言った。
男「ちょっとそこの…お嬢さん」
文次郎･留三郎･小平太「あぁ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 131人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風鈴(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - こおりさん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 後、トッリプって何ですか？笑文句言う以前にちゃんと語彙を確認してください笑 (2023年3月30日 19時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 皆さん、これトリップとか言ってますが、普通にこれは転生です。というかこの主人公死んでますよ。ちゃんとお話読んでます？笑ちゃんと見てから言ってください。 (2023年3月30日 19時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風鈴 | 作成日時：2021年8月15日 21時
