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伊作「ねぇ、ここって裏々山だよね?」
留三郎「そのはずだかな」
伊作「やっぱり不運だから?」
留三郎「それを言うな!…あっ」
留三郎が向けた視線は洞窟だ。
しかも、そこには尾浜先輩とヘムヘムがいた。
どうやら、尾浜先輩は伊作のことを気づいてないみたいだ。
留三郎「見ろ伊作。不運じゃないぞ」
伊作「あれは…」
尾浜「誰も気づいてないみたい!」
ヘムヘム「ヘム!」
すると、尾浜先輩の前に伊作先輩達が立ちはだかる。
尾浜「ん?食満先輩!伊作先輩!」
伊作「どうやらこの中に……」
留三郎「Aがいるようだな」
ニヤリと笑うと同時に伊作が洞窟の中に突っ走る。
それに続いてヘムヘムも一緒に走る。
その間、尾浜先輩と留三郎先輩と戦うが、すぐに伊作先輩達が帰ってきた。私の罠にうまく引っかかり、頭巾を見せびらかした。
伊作「中にはこれしか無かった」
留三郎「じゃあ、Aはどこに…」
伊作「あっ!あそこ!」
「えっ、伊作先輩!?」
伊作が指さした方向は私だ。
やばい、第二回目のピンチだ。私が山道を駆け出している最中に足音が聞こえてた。
ということは山道で誰か先輩が私を追ってきてるってこと。
速く登らなきゃ…。
五年生も誰かが狼煙を上げ、居場所を知らせる。
やっと頂上に行けたものの、伊作先輩達がすぐそこまでに…早く逃げないと!
でも、山の先っちょまで登ってしまったせいで逃げるところがない。
「えっ!嘘…もう、逃げるとこがない!」
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風鈴(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - こおりさん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 後、トッリプって何ですか?笑文句言う以前にちゃんと語彙を確認してください笑 (2023年3月30日 19時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 皆さん、これトリップとか言ってますが、普通にこれは転生です。というかこの主人公死んでますよ。ちゃんとお話読んでます?笑ちゃんと見てから言ってください。 (2023年3月30日 19時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風鈴 | 作成日時:2021年8月15日 21時