155 再び気まずい自己紹介 ページ13
話し込んでいくうちにいつも間にか手当てが終わっていた。
善法寺「はい、これで終わり。
くれぐれも無茶しないように」
「ありがとうございます。
あの……善法寺先輩」
善法寺「ん？まだ何かあるの？」
口が震えながらも私はある疑問を言う。
「……過去に転生者が下級生に雑用や暴力をし、上級生には色の媚びを売っていた転生者が何人かいましたよね？」
善法寺「いたけど、それがどうしたの？」
「それって転生者だけではなく、被害者の上級生からも色の媚びを売っていますよね？」
そう言うと善法寺先輩が少し焦った表情をする。
目が泳いでる。やはり、転生者だけではなかったんだな。
確信が着いたと思い、話を切ろうとした時、善法寺先輩が小さく笑って言った。
善法寺「やだなぁ。僕達がそんなことするはずがn『私は』」
善法寺先輩の言葉を強調するように重ねた。
「私は……過去に立花先輩…鉢屋先輩から媚びを売られるような事をされたことがあります。
それでも、誤魔化すのですか？」
善法寺「………………」
善法寺先輩が黙り込む。
流石に言い逃れは出来ないようだ。
善法寺「……やはり、Aは……」
その時だった。
最悪のタイミングで医務室の戸が開いた。
??「おぉ〜、ここにおったのか。
どうしたのじゃ、怪我でもしたのか？」
「学園長先生。いえ、大した事ではありません。
それにしても、学園長、一体どのような用件で？」
学園長「皆の前で自己紹介して欲しくてな。
今から校庭に生徒を集めさせるから自己紹介してくれ」
善法寺/前桵「……………」
この時に善法寺先輩も思っていたのだろう。
あの気まずすぎる自己紹介を。
我ながら、とても気まずい自己紹介をしたなと今しみじみと思う。
だが、私の意見なんか聞かずに知らぬ間に消えているし。
そして、善法寺先輩と目と顔を合わせる。
善法寺「……あはは、A。頑張れ」
「……やりたくないです」
善法寺「でも、自己紹介したら誰かが思い出してくれるかもしない。誰かが思い出してくれたらその周りの人も思い出してくれる可能性もあるからね」
「そうなんですね。なら、頑張ります……」
こうして私は自己紹介しに校庭に行くことを決意した。
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風鈴(プロフ) - めろんぱん相方:宵猫さん» 本当ですか！？全然大丈夫ですよ！！！むしろありがとうございます❣️ (10月30日 21時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん相方:宵猫(プロフ) - 好きｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨ…すきだから夢主ちゃんのイラスト妄想して描いても良いですか！？ (10月30日 13時) (レス) @page40 id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - れなさん» うわぁぁぁ❣️嬉しいコメントありがとうございます❣️頑張って続き書いて行こうと思っています〜！待っててくださいね！ (10月29日 14時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - めちゃくちゃ好きです文才天才です、、早く続きみたいし、あの悪女ぼこぼこにして色んな忍たまとイチャイチャさせてほしいです😂完結までついていかせてください！ (10月26日 18時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 雪野さん» なるほどです！分かりました！ありがとうございます!! (8月4日 20時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d4b70e52081/
作成日時：2023年6月16日 22時
