142 合流すると ページ49
｢鉢屋先輩！私も戻りました…ってうわぁ！｣
鉢屋｢お前さ、着物ぐらい整えろよ｣
鉢屋先輩が私の掛衿を持って、直してくれる。
そういえば、はだけさせたまま出ていったの忘れてた…。
｢あっ、ありがとうございます｣
我に返ると頬に熱が集中する。
鉢屋｢今更顔真っ赤になるのかよ｣
｢いや……月下美人で頭がいっぱいで…｣
鉢屋｢まぁ、いい。良い物が見れたし｣
｢良い物……？｣
鉢屋｢おっと……それはこっちの話｣
と言っているが、鉢屋先輩と一向に目が合わない。
そして、顔が少し下を向いている。
｢ほほぉ……そういう事ですか｣
私はニッコリと笑い、鉢屋先輩を近くの木で追い詰める。
これが言わゆる壁ドン。
鉢屋｢ま、前桵……！｣
私からこんな事するとは思っていなかったのだろう。
物凄い顔を真っ赤にしている。
恐らく、鉢屋先輩は何か変な妄想をしているのか知らんが、私はそれを捻り潰す勢いで
ﾁｰﾝ
と股間を蹴った。
鉢屋｢おまｯ……｣
鉢屋先輩は固まってしまった。
だって私悪くないもの。下心ある鉢屋先輩が悪い。
鉢屋｢……ｱｶﾞｯ｣
｢あっ……鉢屋先輩…死んだわ｣
今回は思いっきり蹴ったから多分、玉は潰れたと思う。
まぁ、そんな悠長に考えながらその場に座る。
鉢屋先輩が起きたら一緒に帰るとするか。
｢それまで、私も少し休憩を……｣
『まーちゃん』
｢ｯ!?これは…矢羽音…！｣
何処からか矢羽音で私を呼ぶ。
急いで立ち上がり、素早く戦闘体勢に入る。
誰だ、私を呼んだのは。
??｢待つんだ、私は君を攻撃しない｣
｢誰だｯ!?｣
??｢私だ｣
木の上から降りてきたのは、意外な人物だった。
茶色の忍者服に顔には包帯がグルグルと巻かれている。
そして、乱太郎や善法寺先輩から聞いた事がある。
というか、転生前でもよく見た事ある。
間違いない、この人は…
｢たこ焼きドキ忍者のちょっと粉もんさん……！｣
雑渡「タソガレドキの雑渡昆奈門だ」
「おっと、それは失礼しました……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風鈴(プロフ) - 雅さん» ( ᐛ )大丈夫だ。変なことはさせないし、健全の内容にする( ᐛ ) (6月12日 20時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 鉢屋三郎先輩と夢主さんが、××店に…？(° ◽︎ °;) (6月12日 20時) (レス) id: 674650cb8f (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - めろんぱんさん» コメントありがとうございます!!!続き頑張って作ります！ (5月20日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん - 続きください続きください続きください続きください続きください続きください続きください (5月20日 20時) (レス) @page30 id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 雅さん» わかりました！リクエストありがとうございます！ (2023年4月29日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風鈴 | 作成日時：2022年11月22日 0時
