130 妖術の解く方法（考察） ページ36
「えっ、貴方達は……」
綾部「兵太夫！それに伝七に藤内まで！」
まさかの下級生達自ら手伝って欲しいと言われることに私含めての三人がこの場で驚いた。
伝七「僕達も前桵先輩のお手伝いがしたいです」
藤内「実は謎の煙を浴びてから皆さんの様子がおかしくて……特に立花先輩がずっとピリピリしてるというか何と言うか……」
兵太夫「……助けてください」
「それはもちろんいいけど……皆は煙を吸って何ともなかったの？」
伝七「はい、ただとても匂いが強烈でしたが……」
兵太夫「なんかわさびみたいにツーンとした感じだったよね！」
……ん？わさびのみたいにツーンとした……？
この感覚、私も綾部も体験している。
それに立花先輩は甘ったるい匂いと言っていた。
もしかして……
綾部「まー君、何か閃いたの？」
「もしかして、煙の匂いの感じ方によって萌香の妖術にかかってるか、かかってないか判断出来るんじゃないか……？」
久々知「なるほど……なら、兵太夫達以外にも、もしかしたら同じ症状だった人もいるってことか」
藤内「ですが、僕達以外の下級生や上級生は皆、萌香さんに……」
「そっか……なら、ダメだな」
綾部「そういえば、久々知先輩はどうやって妖術を自力で解いたのですか？」
そう言うと、久々知先輩は難しい顔をする。
しばらく考えついた結果、私の方に顔を向ける。
久々知「多分、前桵に助けられたからだと思う」
「……えっ、そうなんですか？」
なんか少女漫画にありそうなキモいセリフ……。
ではなく、キザで臭いセリフ……ダメだ。
どうしてもそういう風に思えてしまう。
久々知「俺の予想だと、萌香の妖術は前桵を嫌うようにしていると思う。だから、前桵が忍たま達に助けたり……言ってしまえば、好感度を上げるような行為をしてしまえばもしかしたら、忍たま達も正気に戻るんじゃないかな……」
「……それってかなりハードではないですか？
それにまず誰から……」
久々知「そりゃあ、同室の勘右衛門でしょ！」
マジかよ、この豆腐。
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風鈴(プロフ) - 雅さん» ( ᐛ )大丈夫だ。変なことはさせないし、健全の内容にする( ᐛ ) (6月12日 20時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 鉢屋三郎先輩と夢主さんが、××店に…？(° ◽︎ °;) (6月12日 20時) (レス) id: 674650cb8f (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - めろんぱんさん» コメントありがとうございます!!!続き頑張って作ります！ (5月20日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん - 続きください続きください続きください続きください続きください続きください続きください (5月20日 20時) (レス) @page30 id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 雅さん» わかりました！リクエストありがとうございます！ (2023年4月29日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2022年11月22日 0時
