129 夢主の決意 ページ35
久々知「おい、萌香…お前!!」
萌香「えぇ？何ぃ、萌香分かんなぁ〜い！」
わざと知らんぷりをして、懐からガラス玉を取り出す。
そのガラス玉の先っぽに一瞬だが、紐が見えた。
萌香はニヤニヤしながら、ガラス玉に火をつける。
それを見た綾部がいち早くに気づき私を覆い被さるように抱いた。
久々知「前桵、危ない！」
ﾄﾞｯｶｰﾝ!!_ｶﾞｯｼｬｰﾝ!!!
中に入ってる火薬が爆発し、ガラスが砕け散る。
その飛び散った破片が私達の方にかかってきた。
久々知先輩が庇ってくれたことで私は無傷だった。
だが、久々知先輩が……。
久々知「ｳｸﾞｯ……」
綾部/前桵「久々知先輩!?」
萌香「じゃあ、またねぇ〜♡」
「おい、待て！」
私が声掛けた時には時すでに遅し。
萌香達の物陰がなくなっていた。
萌香達が本当にいないかを確認し、久々知先輩の怪我の手当をする。
久々知「ｸｿｯ、やられた…」
ガラスの破片がいくつかかすっただけで、大きな怪我にならず済んだ。
「久々知先輩、俺を庇ってくれてありがとうございます。そして、けがを負わせてすみませんでした」
久々知「気にするな、先輩として当然のことをしたまでだよ」
綾部「それよりも、まー君。
これからどうするつもり？」
「私の意思はもう決まってる……
萌香と戦うよ」
このまま萌香を放置したら、この学園…いやこの世界が萌香の思い通りになってしまう。
そうなっては私どころか皆が萌香の思うつぼ。
それだけは何があっても阻止しなくては。
綾部「僕も手伝うよ。
それに、まー君をいじめる奴は嫌いだ」
「綾部……ありがとう」
綾部、最初散々私の事を嫌っていたのにいつの間にかこのような関係に……嬉しいな。
なんか転生した時の頃を思い出したわ。
そう感傷に浸っていたその時。
私の部屋の戸が開いた。
??「僕達にも手伝わせてください!!」
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風鈴(プロフ) - 雅さん» ( ᐛ )大丈夫だ。変なことはさせないし、健全の内容にする( ᐛ ) (6月12日 20時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 鉢屋三郎先輩と夢主さんが、××店に…？(° ◽︎ °;) (6月12日 20時) (レス) id: 674650cb8f (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - めろんぱんさん» コメントありがとうございます!!!続き頑張って作ります！ (5月20日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん - 続きください続きください続きください続きください続きください続きください続きください (5月20日 20時) (レス) @page30 id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 雅さん» わかりました！リクエストありがとうございます！ (2023年4月29日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2022年11月22日 0時
