126 煙の原点 ページ32
久々知side
これは俺が火薬倉庫で整理整頓をしていた時だ。
萌香「失礼しま〜す」
久々知「あっ、萌香ちゃん……だっけ。何か用？」
萌香「えっと、萌香……鳥の子が作りたくて……」
初めて見た時は普通に可愛らしい子だと思っていたし、実習か何かで使うと思って作り方を教えた。
だが、それは自分の首を絞めることになった。
一通りに作り方を教え、萌香にお礼を言われ去ってしまった。
俺の話を真面目に聞いて物覚えも早くてとても良い子だな……。
でも、そう思っていたのは最初だけだった。
萌香に違和感を抱き始めたのは絶望鬼ごっこが終わった後の事だった。
｢萌香、先輩に媚びを売ったり、酷い事をしたことについて先輩方に謝ってよ｣
中庭の木陰の所に前桵と萌香の会話している所を目撃した。
詳しい話は聞こえなく、何やら恋の始まりなのかとか思って隠れて見ていたんだ。
｢私がやった訳じゃないのにすごい睨まれるn……｣
ｶﾞｼｯ
久々知「ｯな……!?」
萌香が前桵の頭巾を鷲掴みして引っ張っている。
そしてさっきまで鳥の子の作り方を教えていた時とは全く別人の声で
萌香｢はぁ？この私に謝れ。
貴方、何様のつもり？｣
前桵を見下し、唾を吐く勢いで言葉を吐き捨てる。
｢ﾝｸﾞｯ…………｣
萌香｢それに、私が犯人だとしても、先輩の方々が見えた姿はお前の姿なんだよ。
だから、てめぇが謝れよ！｣
強く頭を押して、壁に身体をぶつけて体勢が崩れ落ちる。
｢ｶﾞﾊｯ……………………｣
ｸﾞｻｯ
｢ｯ!……｣
顔スレスレの所に苦無を突きつけ、前桵の恐怖感を煽る。
萌香｢今度私に今のような話を話してみ？
これ以上の酷いことが起きるから、ね？｣
眼力の圧で訴えて前桵を脅す。
前桵は顔を青ざめ、今でも泣きそうな顔をしていた。
｢は……はひ……｣
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風鈴(プロフ) - 雅さん» ( ᐛ )大丈夫だ。変なことはさせないし、健全の内容にする( ᐛ ) (6月12日 20時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 鉢屋三郎先輩と夢主さんが、××店に…？(° ◽︎ °;) (6月12日 20時) (レス) id: 674650cb8f (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - めろんぱんさん» コメントありがとうございます!!!続き頑張って作ります！ (5月20日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん - 続きください続きください続きください続きください続きください続きください続きください (5月20日 20時) (レス) @page30 id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 雅さん» わかりました！リクエストありがとうございます！ (2023年4月29日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2022年11月22日 0時
