124 衝撃の事実 ページ30
「………えっ？」
いくら待っても拳が来ない。
目を恐る恐る開けると、私の視界には尾浜先輩の拳を止めている久々知先輩が映っていた。
尾浜「おい、兵助。
一体どういうつもりだ……何故、庇うんだ」
さっきまでとは想像がつかないような低い声で私達に怒鳴り散らす。
まだ夕食前で食堂が私達しかいないとは言えど、これはかなり響いたと思う。
久々知「勘右衛門こそ……まだ気づかないの？
俺たちは萌香ちゃん……いや、萌香に操られていたんだよ…」
尾浜「……は？」
久々知先輩からとんでもない事を聞いて、尾浜先輩は今の言葉を理解していないのか少しキレた返答をしていて、自分は言葉が出てこないほど驚愕していた。
「えっ、それはどういう………」
しんベヱ「おばちゃん、AランチとBランチ両方ともくだ……あれ、今日は食堂のおばちゃんではなく、久々知先輩達が当番なんですか？」
私が久々知先輩に詳しい話をしようとした時、お腹を空かせたしんベヱがやって来た。
そういや、もう夕食の時間だっけ……。
久々知「あ、あぁ！そうなんだ。
えーと、AランチとBランチだったね。どうぞ」
しんベヱ「美味しそぉ、ありがとうございます！」
何事もないかのようにしんベヱに接して誤魔化す。
こんな話、下級生に話せるわけが無い。
しんベヱ「……久々知先輩達、何か揉め事でもありましたか？」
しんベヱがあまりにも的確に突いて来るのだからこの場にいる私達は胸の鼓動が速まる。
尾浜「い、いや〜？そんなことないよ〜？
なぁ、前桵、久々知、綾部？」
尾浜先輩が久々知や私の肩を無理やり抱いて、仲良しですアピールを出して悟られないようにする。
しんベヱも含めて一年は組の良い子達は妙に感が鋭いから何があっても避けたい。
久々知「勿論、俺たち仲良しだもんな〜」
綾部「……おー」
しんベヱ「本当ですか？なら、いいんですけど……」
そう言って、しんベヱはAランチとBランチを持って机に向かった。
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風鈴(プロフ) - 雅さん» ( ᐛ )大丈夫だ。変なことはさせないし、健全の内容にする( ᐛ ) (6月12日 20時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 鉢屋三郎先輩と夢主さんが、××店に…？(° ◽︎ °;) (6月12日 20時) (レス) id: 674650cb8f (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - めろんぱんさん» コメントありがとうございます!!!続き頑張って作ります！ (5月20日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん - 続きください続きください続きください続きください続きください続きください続きください (5月20日 20時) (レス) @page30 id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 雅さん» わかりました！リクエストありがとうございます！ (2023年4月29日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2022年11月22日 0時
