119 5分前行動の概念とは ページ24
綾部｢えっ、久々知先輩と尾浜先輩に文句行って食堂を出て行った!?｣
｢……うん…｣
綾部に訳を話すと呆れた顔でこちらを見てくる。
綾部｢それじゃあ、僕に頼まれたことが出来ないじゃないか｣
｢……ごめん、私の事何も知らない先輩に私を語ってた事があまりにもウザかったから……｣
綾部｢ん〜……じゃあ、僕も一緒に食堂当番手伝うよ。
その時に何か対策を立てよう｣
｢えっ、いいの？｣
綾部｢貸し一ね｣
｢うん！｣
とは、言ったものの…………
萌香｢久々知く〜ん、尾浜く〜ん！
お米の量これで合ってる〜？｣
尾浜｢うん、合ってるよ！｣
萌香｢やったぁ！｣
時間を改め、夕食前の準備に来たのだが、既に豆腐小僧とうどんは来て準備をしていたが、何故か萌香まで食堂当番をやっていたのだ。
そして、私達に気づくと萌香がこっちに近づく。
萌香｢あれ〜？Aったらお昼寝でもしてたの〜？｣
｢別に、夕食前には来たんだからいいでしょ？｣
萌香｢5分行動とか知らない訳ぇ〜？｣
この世界に5分前行動の概念があるのかよ、ただでさえ時計がないっていうのに。
すると、綾部が私の手を掴む。
綾部｢まー君、一緒にお皿用意しよ？｣
｢う、うん｣
萌香｢喜八郎くんもお手伝いに来たの〜？
でも、喜八郎くんは食堂当番じゃないから手伝わなくても大丈夫よ！｣
綾部｢それはアンタもだろ？
僕は手伝いたくてやってるの。
そゆことだから｣
上手く萌香を振り切って、棚からお皿を取り出す。
萌香は綾部の素っ気ない態度が気に食わなかったのか
ふんっと鼻を鳴らして米を研ぎ始める。
萌香が大人しくすれば、思った以上にスムーズに夕食の支度が進んだ。
だが、そう思うのもつかの間
萌香｢あっ、やっばァ〜い！｣
5人で作業しているためとても食堂のスペースが狭い。
狭いのだが、萌香はなんにもないところに
しかも、私の近くで転んだのだ。
私は咄嗟に萌香を助けようとする。
このままだと米を無駄にすることになるからそれだけは避けたい。
だが、その考えが一瞬間違えだったのかもしれない。
萌香｢……ﾌﾌｯ｣
萌香を“助けた”瞬間、萌香は口角を上げ、不敵な笑みを浮かべそのまま鍋を私の頭の上にひっくり返した。
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風鈴(プロフ) - 雅さん» ( ᐛ )大丈夫だ。変なことはさせないし、健全の内容にする( ᐛ ) (6月12日 20時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 鉢屋三郎先輩と夢主さんが、××店に…？(° ◽︎ °;) (6月12日 20時) (レス) id: 674650cb8f (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - めろんぱんさん» コメントありがとうございます!!!続き頑張って作ります！ (5月20日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん - 続きください続きください続きください続きください続きください続きください続きください (5月20日 20時) (レス) @page30 id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 雅さん» わかりました！リクエストありがとうございます！ (2023年4月29日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2022年11月22日 0時
