113 鬼になる理由�� ページ17
綾部に連れて行かれ、着いた場所は中庭だった。
周りに人がいないのを確認する。
綾部「立花先輩の奴、一体どうしたんだよ。
急に態度も変わっちゃってさ」
あまりにもイライラしているのかいつもより口調が荒く、先輩に対してなのにも関わらず「奴」って言い始めてる。
「多分さ……あの煙のせいじゃない……？」
綾部「そりゃあ、見りゃ分かるよ。
でもさ、僕達もあの煙を吸った。それなのに
僕達は何ともなく、立花先輩には効果があった。
それっておかしくない？」
確かに、綾部の言う通りだ。
私達もあの変なピンク色の煙を吸ったそれなのに私達は何ともない。
何故だ？
というか、そもそもの話、この煙はどこから来た？
私の自室の格子窓から来た。
なら、その煙の原点は？
考えろ、思考を既に巡らせろ。
私達と立花先輩の違いを見つけろ。
思い出せ……思い出せ！
??「あれ？喜八郎じゃん」
私が必死こいて思考を張り巡らせてる中、声がかけられる。
綾部「あっ、タカ丸さん！」
声をかけてきたのは綾部以外の四年生達だった。
だが、何か違和感を感じる。
どうしてだ…人に睨まれるのはもう慣れてる。
それなのに……それなのに何故……
冷たい視線で見られるのがこんなにも苦しいんだ。
身に覚えがある視線、見下し方。
なんか……転生前でも味わったことがある。
まるで虐められた時と同じだ。
それだけじゃない。
私はとてつもないショックを受けたんだ。
斉藤「ねぇ……なんで喜八郎は前桵と一緒にいるの？」
「えっ、タカ丸さn……『気安く名前で呼ばないで』
……えっ？」
またしても理解が出来なかった。
私はタカ丸さんに何かした記憶がないのにも関わらず、この態度。
タカ丸さんは私がこの学園に来た時から親切だった。
私の唯一の理解者であり、私が信頼してた人だ。
それなのに何故、私は今、タカ丸さんにこんなにも嫌な態度を取られるのか。
それに、滝夜叉達も以前とは比べ物にならないぐらいに私を拒絶してるのが見ててもわかる。
何かがおかしい。
もしかして、例の煙は立花先輩以外にもかかっていたのか？
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風鈴(プロフ) - 雅さん» ( ᐛ )大丈夫だ。変なことはさせないし、健全の内容にする( ᐛ ) (6月12日 20時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 鉢屋三郎先輩と夢主さんが、××店に…？(° ◽︎ °;) (6月12日 20時) (レス) id: 674650cb8f (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - めろんぱんさん» コメントありがとうございます!!!続き頑張って作ります！ (5月20日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん - 続きください続きください続きください続きください続きください続きください続きください (5月20日 20時) (レス) @page30 id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 雅さん» わかりました！リクエストありがとうございます！ (2023年4月29日 23時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2022年11月22日 0時
