63 今の綾部の態度はショックだったな… ページ17
ほぼ半ば強引に倉庫に連れて行かれる。
倉庫入ってすぐに生首フィギュアが置かれた棚があった。
棚には年季が入っていて、一部脆かった所があった。
「(おぉ……こうして並んでると、ちょいとキモイな……)」
黒門「僕、こっちのフィギュアを運びます」
綾部「よろしく〜」
これで会話は終わった。
とても、気まずい。
二人で何かしらのお話をしていればいいのに、何も喋らないのが一番気まずい。
そう思いながらもフィギュアに手を取る。
綾部「痛ｯ!」
倉庫の中は少し暗く、足元が見ずらかったのか箱に足が当たる。
綾部「誰？こんな所に箱置いてるの」
ブツブツ文句を言いながら、箱を棚に戻そうとする。
すると、
ﾐｼ……ﾐｼﾐｼ
ん？この音……嫌な予感しかしない。
振り向けば、綾部が箱を置いた所が音を立ててる。
「おい、そこは腐ってる！って……綾部！」
綾部「え…………」
黒門「あや……！」
ﾊﾞｷﾊﾞｷ……ﾊﾞｷｯ!
音がした時にはもう遅かった。
木が割れ、ゆっくりと倒れる。
ｽﾞﾝ!!!
黒門「綾部先輩!!!!!!」
立花「なんの音だ……ﾝﾅｯ!
これはどういうことだ?!」
音が聞こえたのか、立花先輩達が来た。
黒門「棚が一部……腐っていてそこが……割れて……綾部先輩と前桵先輩が……し、下……敷きに……」
立花「何だと!?早く引き上げるぞ！」
棚を立て直そうとすると、棚が浮いてる事が分かった。
下敷きなったとはいえ、かなり床との距離がある。
少しだけ、持ち上げるとそれは意外なことだった。
まさかのAが棚を支えて綾部を守っていたんだ。
綾部はいきなりの出来事で腰を抜かしている。
そして、立て直すとAは綾部の所に駆け寄った。
「綾部、大丈夫!?痛いところある？怪我してない？」
右手で肩に着いた木くずを払おうとしようとしたら
ﾊﾟｼｯ!
手で払われた。
「え……？」
綾部「触らないで。それに、助けてなんて頼んでない」
立花「おい、喜八郎。それは流石に……」
「……そっか、ごめんね」
私はなんて返せば分からなかった。
だから、謝る事しか出来なかった。
浦風「おい、A先輩。その傷……血が……」
「あっ、これですか。大丈夫だよ」
棚を支えてたせいで木の破片が手に深く刺さっていた。
びみょい所で終わります。
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クリスタルウエハース(プロフ) - 雅さん» ありがとうございます！萌香の過去と前桵ちゃんの過去はいつか投稿する予定にしております！ (2022年11月14日 9時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - もう一人の転生者の人物内容はヤバイのかもしれませんけど、私は夢主＜前桵＞さんを信じます🙏『もう一人の転生者編』のお話も気になりますんで(笑) (2022年11月13日 10時) (レス) @page45 id: 1c0ab7b783 (このIDを非表示/違反報告)
クリスタルウエハース(プロフ) - 零さん» ありがとうございます‼️ (2022年11月4日 22時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年11月4日 21時) (レス) @page44 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 一体どうなるのかが、私気になりますけど！！続きが😓💦 (2022年10月12日 17時) (レス) id: 8f6b911d5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2022年1月19日 0時
