・ 撮影 ページ29
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一昨日は散々だったな。と思いながら現場に立つ。
GENERATIONSのロケだよ。って言われたけど本当は寝起きドッキリで途中から記憶ないし。って思ったら倒れてたし。
びっくりしたよ。と思い出し笑いをしそうになって慌てて演技に集中する。
今は玉ちゃんとシーン。
『なっ、ちょ、』
ぐいっと思いっきり腕を引かれたと思ったらぶつかった唇と唇。
『んっ…』
───カット！！！
『……は、はは』
玉森｢いっや、恥ずかしいね(笑)｣
『玉ちゃんとキスシーンとかすると思わなかったから心臓バクバク言ってる』
玉森｢俺もだよ(笑)まさかAとチューするなんて思ってもなかったし。
あー、藤ヶ谷とか嫉妬するんだろうなー｣
ポンポンと頭を撫でて一緒に休憩所へ向かう。
窪田｢いやぁ、彼女が親友とキスしてるなんて嫌なもんだね。影でならいいけど目の前だとねぇ…｣
『あははっ、私正くんの彼女だもんねー』
玉森｢でも次のシーンは俺とAはベッドシーンだからね。｣
窪田｢いーなー、2人が撮影してる間俺はバイトのシーンまとめて撮るんだよー｣
『うわ(笑)一人ぼっちだ可哀想(笑)』
あくまでも普通を。
ケラケラと笑いながら私はテーブルの上にあった水を取った。
玉森｢A｣
急に呼ばれた名前にびっくりしてキャップを外したペットボトルを落としてしまった。
けれどそれは床に落ちずに
玉森｢おっと……ナイスキャッチ(笑)｣
背後から伸びてきた手によって阻止された。何だか抱き締められているかのような形になってしまい、異常に心臓が早く音を立てる。
もう、未練はないはずなのに。何をこんなに意識しているんだろう。
『ごめん(笑)ありがとう、』
受け取ろうと玉ちゃんの手からペットボトルを掴んだけど、それすらも阻止された。玉ちゃんも私もペットボトルを掴んだまま固まってしまった。
『ど、したの？』
玉森｢昔みたいに呼んでくれないの？｣
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キラあや - 宿題多いですよねー。いつも、この作品とコードブルーの方を見ています！これからも頑張ってください (2018年3月27日 18時) (
レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 勉強頑張ってください(^^)更新楽しみにしてます。 (2018年3月25日 22時) (レス) id: b88061f789 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 凄く面白いです！更新頑張ってください！！ (2018年3月17日 19時) (レス) id: b405e68e09 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さん移行おめでとうですこの小説最高です (2018年3月17日 18時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2018年3月17日 17時
