・ 過去の話。 ページ7
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大ちゃんに聞かれて思い出す過去の記憶。
裕くんと付き合ってたのはほんと少しだけの間だった。
私が高校1年の夏の時……15の時に付き合っていた玉森くん。
初キスは勝利だけど、……ハジメテは裕くん。
この事を知ってるのは私と、もちろん裕くんと、ガヤさん……ジャニさんだけ。
元々仲良かった私と裕くんは一緒に遊んだりはしていた。
いつの間にか私は裕くんに恋、してて。
付き合って3ヶ月記念日の時、私は裕くんの家に泊まってそのまま雰囲気でわーってなった。
ハジメテは痛くて痛くて怖かったけど、大好きな裕くんが、大丈夫だよって優しく声掛けてくれたから幸せだった。
それから2ヶ月以上が経って、裕くんの家で過ごして……
高2になった春だった気がする。
裕くんの家で朝を迎えて、
───ﾌﾟﾙﾙﾙ､ﾌﾟﾙﾙﾙ､
『んっ、……はい、瀬名です』
裕くんと私の携帯の着信音が同じだったから。どっちの携帯か確認しないで出てしまった私が悪い。
《え……？…A？》
は？ってまだ眠っていた頭が起きた。
『え？……え、』
《え？あれ？……これって玉の携帯じゃないっけ？……かけ間違えた？あ、れ、？》
戸惑う声が聞こえるけど私も戸惑って、慌てて耳に当てていた携帯を外して見ると“藤ヶ谷”と書いてあって急いで隣りで眠ってる裕くんを起こした。
『ゆ、ゆ、裕くん、やばい、やば、』
玉森｢んー？なに？もう朝？……はや、｣
『ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、裕く、ゆうく、』
携帯を差し出して耳に当てさせる。
玉森｢はい？……あれ、ガヤ？あ、……え、あれ、…嘘、まじ？そういうこと？
やっべ、……あー、うん、黙ってて欲しい。わり。｣
電話を終えて私を見た裕くん。
『ご、ごめん……』
玉森｢ううん。……そろそろ、言おっか｣
『え？』
玉森｢あ、ガヤに直接って事だよ？
ジャニさんに言ったら答えは一つでしょ。
そんな、……自暴自棄みたいな事はしたくないんだ。
Aがすごい大切で大好きだから。
離したくない……｣
『っ、私も、裕くんとずっと一緒にいたい。』
ギュッてしてくれた裕くんに私も腕を回してギュッてする。
この時はこれからもずっと裕くんと一緒にいれるんだと思ってた。
凄い、幸せだった。
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キラあや - 宿題多いですよねー。いつも、この作品とコードブルーの方を見ています！これからも頑張ってください (2018年3月27日 18時) (
レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 勉強頑張ってください(^^)更新楽しみにしてます。 (2018年3月25日 22時) (レス) id: b88061f789 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 凄く面白いです！更新頑張ってください！！ (2018年3月17日 19時) (レス) id: b405e68e09 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さん移行おめでとうですこの小説最高です (2018年3月17日 18時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2018年3月17日 17時
