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・Aside
“友達”でいなければいけないこの世界で、好きになってしまった。
ごめんなさい。っていう気持ちで一杯で油断したら涙が出てきそうだった。
最近は涼太とご飯に行く事が多くなって、嬉しかったし幸せだった。
でも、地獄に落とされた気分になったのは告白……をされた時だった。
片寄｢好きだ。Aが好きだよ。｣
そう言った涼太は、誰よりもかっこよくて誰よりも凛々しかった。
でも、
『……うん、私も涼太が好きだよ。』
好きだよ。大好きだよ。でもね、でもね涼太。
『──────友達として、大好きだよ。』
だてに演技はやってないよ。一瞬目を閉じてすぅ、と息を吸えばもう大丈夫。
私は、好きな人に告白をされたけど断らなくちゃいけない人の“役”なんだ。
『涼太もそうでしょう？』
片寄｢違う、俺はれん『そうでしょう？！』え、｣
恋愛として。と言おうとした涼太の言葉をわざと遮り止める。
ふわり、といつものような笑顔を浮かべて嘘という名の演技をする。
『うん。友達としてだよね。』
片寄｢だから違うって、｣
辞めて。
辞めて、
辞めて、
やめて、
ヤメテ、
やめて。
『それ以上言ったら、いくら涼太でも許さないよ。』
目の前の涼太が面食らったような顔してるけど、伝えなくちゃ。ダメなんだよ。
『友達として好き。それで、いいでしょう。』
片寄｢……何で、え、好きな人でも、いるの？｣
もう、この際嘘でもなんでも付いてやる。
『そうだよ。好きな人がいるよ。付き合ってる人もいる。
だから、私は涼太の事を友達として好きなの。』
そんな人なんかいない。私が好きなのは涼太だよ。大声で、言いたかった。
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キラあや - 宿題多いですよねー。いつも、この作品とコードブルーの方を見ています！これからも頑張ってください (2018年3月27日 18時) (
レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 勉強頑張ってください(^^)更新楽しみにしてます。 (2018年3月25日 22時) (レス) id: b88061f789 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 凄く面白いです！更新頑張ってください！！ (2018年3月17日 19時) (レス) id: b405e68e09 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さん移行おめでとうですこの小説最高です (2018年3月17日 18時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2018年3月17日 17時
