恋と白衣とチョコレート.。【3】REN.N

廉くん困ってます-1- ページ22

KAITO









海「…れーーーん!!!」




入ってきたのは珍客、





玄「いーとこ来たじゃん、たーくさん話してもらいたいことがあってさー」









･









･









あれ？いつもなら「なんでお前らに言わなアカンねん!」「うるっさいわぼけ」なんて言うのに









廉「･･･ど、どないしよぉぉおおおお!!!!!」









半泣き状態のれんくん(5)が目の前に居た。
それを察したのか玄樹くんが廉の頭を「よーしよし」なんて撫でる









海「れん、話は聞いた。Aと同棲中…とは。詳しく頼むよ」







廉「…詳しくもなにも1週間アイツのマンションの水が使えへんから俺んち来たって話で



この1週間で俺、手ぇ出しそう………」









と頭を抱える廉がかわいいなとか思ったのはナイショの話









廉「本間にな、本間に…いきなり呼び捨てされたり、洗濯物畳んでくれたり、料理作ってくれたり」






海「なんだめっちゃいい奥さんなるじゃん」






廉「挙句の果てには俺を抱き枕にして寝るし…どないしたらええの･･･」









･









いや、どうするもなにも廉は紛れもなくAの彼氏なんだから廉の自由であって、

偏見に過ぎないけれどこの歳で付き合ってるのはもう結婚しそうな勢いだし。









玄「廉、ブレーキ効かなくってAのこと抱きそ〜」




廉「ほんっっっまそれやねん！」




海「ちょっ、ここでそーゆー話やめて!?」




玄「海人は苦手だもんね〜」









なんて、もう。ザ☆男子な話をし出す2人









廉「でもさ〜、、その、お互いに付き合うって体験が初めてやし、そーゆーのも初めてな訳やん？やから大事にせなアカンかなって思うねん」








玄「うーん、まぁ。廉は彼氏な訳だし。そこら辺は俺らは入れないかな〜」









ねぇ？とカイに同意を求めてきた






とっさにねぇ〜!と返しておいたが頭の中は真っ白









思った以上に廉は大人になっていってた。









･









･









((…同棲ってすっごく難しそう……))

廉くん困ってます-2-→←1週間、屋根の下-6-

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す