恋と白衣とチョコレート.。【3】REN.N

1週間、屋根の下-1- ページ16

REN






A「ながせーこのタオルどこに直すん？」


廉「あー洗面所に掛けてきてやー」








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ことの始まりは約2時間前、









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夜10時を越え、風呂も済ましテレビを見ながらソファーでのんびりしていたいつも通りの行動









ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ、ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ







…それを崩す合図となったこのチャイム









廉「はーい」







何のためらいもなく開けた。





ガチャっと開けると、大きなキャリーケースにリュックを背負い目の前に立つA








A「…永瀬、頼みます…1週間だけ泊めてください！！！！」









顔の前で手を合わせこちらに大きな声で言ってきた









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廉「･･･は？とりあえず中は入れ近所迷惑なるわ」









ほんっまにごめーーーん！なんて言いながらこちらへ入ってくる。






俺はささっと机の上に置きっぱなしの袋やなんやらをゴミ箱に捨て、とりあえず座るように指示した









廉「･･･で？まず何から話してもらおうか…」





A「いや、それが……


うちのマンションの水道管が壊れたらしくてマンションの水が1週間ストップやねん、

せやから1週間だけやから！お願い！！」









廉「････ええよ、おん。許したる、そのかわりや、





その代わり、飯。









飯、作れよ」









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((新婚夫婦みたいな生活始まっちゃうやん!))

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