恋を知らない生徒会。

25. ページ25

詩音side


詩音｢え、えっと、｣

手越｢あ、なんでまっすーがこんな格好かって？そっかあ、詩音ちゃんなんにも知らないもんね！生徒会室、案内しないとだ！おいで！｣

手越先輩は、私の手を引っ張ってずんずん奥に連れていく。

手越｢こないだ来たのは倉庫だけ？｣

詩音｢あ、たぶんそうです…｣

迷子になったから色々行ったかもしれんが(ﾟ∀ﾟ)

手越｢ここがキッチンでしょ、ここがトイレね、あ、男女別れてるから安心して♡｣

詩音｢はあ……｣

手越｢で、この奥がシャワールーム、この手前の扉一つ一つがそれぞれの部屋ね！｣

ホテルのような絨毯の廊下、そこにはいくつかの扉が並んでいる。

まじ……ここ本当に学校の敷地内ですか……こわ〜……

手越｢番号書いてあるけど、1番が俺、2番がシゲ、3番がけーちゃんで、4番がまっすーね！詩音ちゃん、空いてる部屋好きな番号使っていいよ！あ、俺と共同でも良いけど♡｣

詩音｢えっ、｣

それはちょっと遠慮しt……

ーーゴッッッ

手越｢いった！！！｣

加藤｢よからぬ事想像して見に来たら案の定これだよ｣

手越｢もぉー！シゲ俺の頭皮大事にして！！｣

加藤｢須藤さん、5番でも6番でも好きなとこ使って｣

詩音｢は、はい｣

加藤｢案内終わったら戻れ｣

手越｢ふぁい｣

素直なチャラ男・・・

26.→←24.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す