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私は獣道を猛スピードで走り抜けた。


車体は木にぶつかり、もうボロボロ。


とにかく、どこか道へ出ないと・・・。


すると、前方に数人の人影が見えた。


7人が固まって、こちらをジッと見つめている。


誰・・・?車のスポットライトを当てると、そこにいたのは麗日お茶子たちだった。


私は人型に変形する。


障子「機車!」


麗日「Aちゃん!」


私の存在に気づいた皆は、いっせいに駆け寄ってきた。


轟「大丈夫か?敵にやられたのか!?」


蛙吹「Aちゃんは施設の方に居たんじゃ・・・」


A「抜け出して来ました」


緑谷「抜け出してきたって、なんで!?」


A「決まってるじゃないですか・・・」


私は右手をレーザーに変え、左手のドローンを起動させる。


A「皆を助けるためです」


ニコリと笑うと、麗日お茶子が私の頭を撫でながら、頰についた泥を手でこすって落としてくれる。


麗日「こんなボロボロになってしもうてまで・・・。うちらのこと、助けに来てくれたん?」


A「森に火をつけられていて、消火活動は私しか行えないと思ったので」


麗日「消火活動?」


緑谷「なるほど・・・!機車さんなら、飛行消火が出来るもんね!」


ボロボロになった緑谷出久が言う。


敵と交戦して、個性を使い、あらゆるところが骨折していそうだ。


これで、よく意識があるな。


常闇「機車。テレパスで情報は知ってるな。爆豪が狙われてる。俺たちで保護しながら施設まで向かうぞ」


A「了解しました」


爆豪「だからァ、何で守られなきゃなんねェんダァ!?」


充電の残量、残り12%。


施設までなら、なんとかいけそうだ。


緑谷「じゃあ、機車さんは常闇くんと一緒にかっちゃんの・・・」


そこまで言いかけた時、私たちは硬直した。


先ほどまで、いたはずの常闇踏影と爆豪勝己の姿が何処にもない。


いったい、この一瞬で何が・・・!!


ミスター「2人なら俺のマジックで貰っちゃったよ。もともとエンターテイナーでね。悪い癖さ。常闇くんはアドリブでもらっちゃったよ」


頭上で声がしたかと思うと、そこには仮面を被った敵がいた。


マジックで2人を音もなくさらったってこと!?


コイツ・・・多分、強い!!

誘拐→←目的



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設定タグ:僕のヒーローアカデミア , ヒロアカ , MHA   
作品ジャンル:アニメ
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こはる(プロフ) - 46猫さん» ありがとうございます!これからも、絡み増やしていきますね! (2019年8月1日 23時) (レス) id: c5c8ff0caf (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - もうだめだ… お茶子とのやり取りがえみるとルールーにしか見えないよ…(*_*) (2019年7月27日 13時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - 46猫さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月21日 22時) (レス) id: 1114e5525c (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 楽しいです!頑張れです! (2019年7月21日 22時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 続編、おめでとうございます!引き続き楽しみにしてます! (2019年6月23日 12時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こはる | 作成日時:2019年6月23日 10時

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